(1)からつづく
伊勢中川でしばらく写真を撮っていると
なんか写真にキリがかかっています
レンズをのぞき込んでみると、指紋がべったり
怪奇現象です
(たぶん自分で触ってしまったものでしょう)
ビフォーアフターです
相当違いますね
早めに気づけてよかった
行きでも書いたとおり、大阪線側に比べて、
名古屋線の方が本数が多く、
名古屋行き急行は毎時3本あるので、
気楽に伊勢中川で撮影できます
名古屋から来た5200系の急行です
伊勢中川から松阪は意外と近いので、
この折り返しの名古屋行き急行の
転換クロスシートで帰れそうです
この松阪行きの急行に接続して、
大阪線の急行がやってきました
5822FのLCカー、6両編成です
行きに5821Fに乗ったので、
これで大阪線の5820系撮影完了です
通過の構内放送が鳴ったので、
見ると伊勢方面からしまかぜが通過
名古屋行きにもかかわらず、大阪線よりの5番線通過
5番線通過後は大きく右に旋回する形で
名古屋線に進入していきました
無理せずに3か4番線通過にすればいい気がしますが
どうなんでしょうか
直後に名古屋行き急行が到着
2800系の改造LCカーでした
車体断面がむちゃくちゃなのが
近鉄らしくていいですね
雰囲気的には名鉄3100系の後ろに
3500系がつく6両編成にも似ています
次の急行が先ほどの転換クロスシート5200系の
折り返しだとわかっているので、見送ることにします
外されている車両もあるようですが、
名古屋線では今のところ外されていません
写真に撮るとただの銀色の正方形です
名伊特急も到着
サニーカーと12200系併結の
バリアフリーお構いなしの8連でした
サニーカーも一応新塗装化と喫煙室設置で
延命が決まっているものの、
12200系のマイナーチェンジであり、
なかなかの古参車です
色が違っても車両の形がそろっているので
きれいらしく見えます
すぐに大阪上本町行き阪伊特急が22000系4両で到着
この乗り換えで名阪間の移動もできます
名伊特急は基本的に6、8両編成が多いですが、
阪伊特急は4両編成が多いですね
需要の差でしょうか
ただ、関西方面は京都行きの京伊特急も走っているので、
単純には考えられないかなと思います
そうこうしていると、
松阪から折り返してきた先ほどの列車が入線
1430系2連と5200系4連の編成です
どちらも三菱VVVF-GTOで揃っています
近鉄にしてはめずらしい
1434Fは伊勢志摩ワンマン非対応車なので、
同じ名古屋線用の1430系の中でも
名古屋口の運用が多めの編成です
単独で名古屋口の準急、普通
4連と併結した急行で使用されます
もちろん転換クロスシートの5200系に乗ります
この往復の旅初めての転クロです
やはり、LCカーとは比較にならない心地よさ
さらにJRの転クロよりも柔らかく、
リクライニングを除けば特急電車のようです
個人的に気に入っているのが、
前の座席のところにくぼみがあり、
足を入れられるようになっているところです
足も軽く伸ばせるので、長距離の利用には最高です
4ドアという近鉄一般車のルールを破ってまで
製造された価値がある車両だと思います
名古屋―大阪間全てこの車両で
移動できればなと思いますが、
大阪線の急行には充当されることが少なく、
とても残念に思っています
やはり、異端な3ドア車というのがネックなのでしょうか
というか、長距離急行に入れたら、
特急に乗ってくれなくなるかもしれないという
危険もありますね
5200系は近鉄で最高の車両だと思っています
と、5200系をべた褒めしていますが、
リラックスして、名古屋までの最後の区間を
終えることができました
降りると、特急用ホームは
新旧名阪甲特急が共演していました
地下で見ると、何か対照的な感じがしました
というわけで、近鉄急行で
名古屋―大阪の往復をしました
コロナで値下がりしているとはいえ、
片道1200円で大阪まで行けるのは
なかなかお得だと思います
時間があれば、運用をチェックして、
5200系など設備のよい車両で行くと
疲れることなくリラックスして行けるように思います
といっても
近鉄特急の設備にはかないませんので、
かなり人気の新型特急「ひのとり」にも
いずれ乗ってみたいなと思います