マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

名鉄6000系列特集① 車両の変化を見る

f:id:marunkun:20201016114503j:plain

 

最近、名鉄のことをあまり書いてなかったので、

今回は名鉄6000系列について

 

何回かに分けて書くつもりなので、

今回は名鉄6000系列について

ざっと説明させてもらいます

 

 

まず、抵抗制御2or4両の6000系が

写真の右の車両で作られました

 

続いて、4両編成は界磁チョッパ制御の6500系に移行

同時に車体も変化して写真左の車両になるものの、

2両編成は抵抗制御6000系のまま

車体のみ6500系仕様に

 

しばらくして2両編成は界磁添加励磁制御

6800系に移行するが、車体は写真左のまま

 

その後、6500系(全車4連)と6800系(全車2連)

ともに車体を変更(写真中)しました

 

こんな感じです

Wikipediaに行けばもっと詳しく載っています

 

おおまかに3種類ある車体のうち、

写真右、左、中の順に作られたわけですが、

ここでは簡略化でそれぞれ、

貫通型、鉄仮面、金魚鉢と表記します

 

 

それではざっくりと外観を紹介します

(あくまでざっくりと)

 

最初は貫通型です

 

f:id:marunkun:20201019110058j:plain

 

まず、最初期の車両です

固定窓&小型のドア窓です

 

本線用車両のほかに

三河線ワンマン車、御嵩蒲郡ワンマン車がいます

(これらのワンマン車もツーマンで本線にいる場合あり)

 

f:id:marunkun:20201019110230j:plain

 

続いてドア窓拡大版

個人的にはこの形が一番均整がとれていると思います

が、かなり少数派なうえ、全編成が三河線ワンマン車なので

特に本線で会うのは至難の業です

 

f:id:marunkun:20201019110103j:plain

 

窓が開閉窓になりました

冷房が弱かった当時の対応です

 

こちらも一部は三河線ワンマン車ですが、

三河線ワンマン車はリニューアルを受けています

f:id:marunkun:20201023001103j:plain

 

 

ここで車体がモデルチェンジして鉄仮面型に

 

f:id:marunkun:20201019110106j:plain
f:id:marunkun:20201019110113j:plain

 

 

2両編成はそのまま6000系(写真左)ですが、

4両編成は回生ブレーキ付きの6500系に進化(写真右)

 

車体の見た目は変わりません

 

ここで注目してほしいのが乗務員室後ろです

モデルチェンジとともに窓が消えました

 

阪急と同じです

ドア間と同じサイズの窓が入らなくなったため、

省略されました

 

 

f:id:marunkun:20201019110121j:plain

 

2両編成が6800系になった時に

6500系共々車体もマイナーチェンジ

 

乗務員室後ろに小窓を設置

面白いように阪急と同じです

 

ですが、阪急とは違い、小窓無し車に

追加設置はされていないので、

鉄仮面では小窓無しが多数派です

 

また、この時から横に方向幕が付けられました

 

なので、2両編成の6000系と6800系は

側面方向幕と乗務員室後ろの小窓の有無で判別できます

 

 

f:id:marunkun:20201019110127j:plain

 

またモデルチェンジで金魚鉢型になりました

 

今度は4両も2両も

鉄仮面の時と形式は変わっていません

近鉄さんびっくりです

 

かなりあか抜けた近代的な装いになりました

 

f:id:marunkun:20201019110235j:plain

 

最後にマイナーチェンジでドア窓が拡大されました

完成系ですね

 

ちなみにこの後、VVVF車の増備に移行するのですが、

車体はほぼそのままです

(6000系列とVVVF車は連結不可)

 

「見た目が違えば連結化、同じなら連結不可」

とはよく言ったものです