マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

着実に減っていく国鉄型ディーゼル機関車

(ついにネタ切れも末期となり、

過去のものの再放送+アルファの回となりました

 

このままいくといずれ更新が途切れがちになり

そのままフェードアウトして

インターネットの奥底にこのブログが

入っていくことが容易に想像できますが、

そうならないように努力していく所存です_(._.)_)

 

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DD51の受け持つ定期運用が

愛知機関区のみとなってしまったのは

ご存じのとおり

 

 

愛知機関区には「運用を持っている」DD51の

他にも部品取りや解体待ちのDD51

 

また、入れ替え用のDE10や

同じく部品取りや解体待ちのDE10もいて、

 

稲沢駅ホームから見渡す機関区構内は 

赤色の国鉄ディーゼル機関車が多くいて、

感動モノでした

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この写真の右のほうにもまだ何機かいました

 

しかし、多くは運用を外れていて、

区名札の外された廃車の車両や

明らかに塗装が薄くて、運用から外れている休車

 

じっくりみてしまうと彼ら置かれている状況が

よくわかってしまいます

 

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その1例として1147号機(解体済み)

 

北海道の鷲別機関区にいた車両で、A寒地仕様

旋回窓がたいへんよろしいですね

 

門司機関区を経由して愛知機関区に赴任

しばらく休車の後、短期間ながら活躍

そして、廃車となりました

 

この写真は区名札が外されて、

廃車後の姿で、解体待ちor部品取り

といった状態です

 

 

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こちらはDE10-1749号機

新鶴見所属でしたが、

2019年2月くらいに稲沢に回送

 

しばらく、稲沢の赤色が増えて、

華やかさを増していましたが、

右写真のようにナンバープレート、前照灯

外されており、解体確実の姿でした

 

 

解体線が愛知機関区にあるので、他区所の

解体する機関車もここで解体したりします

 

また、最近はこれら部品取りの

廃車解体もどんどん進み、稲沢駅ホームから見える

赤色がとても少なくなってしまいました

 

部品取りが必要ないということは

取る側がなくなる(減る)ということを意味しており、

動いているDD51とDE10の

命ももう長くないということを実感します

 

稼動の国鉄ディーゼル機関車の数が

減っている裏で、機関区でたたずんでいた

車両もどんどん静かにいなくなっています

 

走らなくなった後も

現役の同僚が問題なく走れるのを

文字通り自らの身を削って支えてきた車両たち

 今回は彼らに注目してみました

 

彼らの裏方としての活躍あってこその

「最後のDD51定期運用」

最後まで見守りたいと思います