バス版のドクターイエローと呼ばれる
JR東海バスの訓練車です
塗装からそう呼ばれていますが、
本物のドクターイエローとはお仕事が異なり、
向こうが線路や架線の検査をするのに対し、
こちらは運転士の訓練や災害時の指揮機能を
仕事としています
2011年式の日野セレガの
トイレ無し貸切車である647-11954を
改造したもののようです
改造にあたり、ナンバーは白ナンバーに
つけなおされています
元貸切車なので側窓はT字窓となっています
災害時の指揮車としても考えるなら
開閉ができる窓の方がよさそうですね
当然ながら床下仮眠室もありません
横からと後ろからです
側面の「TOKAI BUS」表記は
元貸切車なので変わりがなく、
車体の白色の部分がそのまま黄色になった感じです
JR東海バスの大型貸切車は
トイレありのワイドシート車と
トイレ無しの補助席付きの2種類があるようですが
この車両はトイレ無し補助席付きの車両です
最後部まで側窓がT字窓であることからも
トイレがないことがうかがえます
せっかく災害対応もするのだから
トイレ付きの車両を改造すれば
よかったのにと思いますが
いつ必要になるかわからないものに
トイレという装備を持たせるには
もったいないという判断だったのでしょうか
前面をアップにしてみました
運転席の座席カバーも黄色ですね
後ろの方にうっすら見える客席も
ワイドシートじゃなさそうですね
貸切車時代そのままなのでしょうか
最後におまけとして
この車両と同期となる2011年の車両は
JR東海バスに6台いるようです
日野セレガが貸切用として4台、
ふそうエアロエースが乗合用として2台
特にセレガの方は全車貸切用として
トイレ(豪華化粧室)付ワイドシートと
トイレ無し補助席付きシートが
各2台導入されたようです
が、前述の通りトイレ無しの方の1台は
訓練車に改造されたのに加え、
トイレありのうちの1台は去年乗合車に転用され、
747-11951に改番されました
というわけで4台が導入された2011年の
セレガは今は全車ばらばらの仕事についています
自分はまだ647-11952が
撮影できていないので
それが撮影出来たら写真付きで
まとめてみたいと思っています