全車アルバムシリーズも
ついに段々ディープなところに入っていきまして
今回は名鉄バスの3800番台についてです
(題名はわかりやすさを重視で高速車と書いていますが、
正確には、名鉄バスの附番法則に合わせて
2018年の大型高速用車両、大型貸切用車両を合わせた
3800番台をまとめて扱っています)
ネットを漁った自分の調べでは3801号車から
3810号車までの10台がいるようです
(間違ってたらごめんなさい)
一口に3800番台と言っても色々違いがあり、
まずは軽くまとめておきます
(所属などは書いたとき現在のものです:以下同)
3801:セレガ近距離高速車
3802、3、6、8:エアロエース長距離高速車(通常)
3804、5:エアロエース貸切車
3807:エアロクイーン夜行高速車
3809、10:セレガ貸切車
(近距離高速、貸切:トイレ無し補助席あり4列
長距離高速:トイレあり、補助席無しワイドシート4列
夜行高速:床下トイレあり独立3列)
このようになっています
☆なお、2018年の長距離高速車は
パウダールーム非装備で
京都、高山線を中心に運用されています
まず3801号車
2018年式のトップナンバーですが
近距離高速用のセレガとなっています
少なくとも2012年以降は
高速&貸切車である3000番台のトップナンバーは
毎年長距離高速車のエアロエースが務めていましたが、
2017、18年は近距離高速車のセレガになっています
(2019年はエアロエースが奪還)
前面オーナメントなし、リアスポイラーなし、折り戸仕様という
近距離高速車の典型的なエコノミー仕様です
たぶん、セレガのリミテッドエディションだと思いますが
全面の銀色の飾り(ガーニッシュ)がついているのが謎いですね
ここまでエコノミーにしておいて
わざわざオプションで付ける必要がなさそうですからね
春日井所属なので名古屋―桃花台線を中心に
活躍しているものと思われます
3802と3803は2台まとめます
どちらも長距離高速用のエアロエースです
前年の車両と変わらず、屋根上冷房&固定窓です
白色のLED行先表示と相まって
高級感のある仕様となっています
中は長距離高速バスでは標準の
化粧室付きの4列ワイドシート車で
近畿方面や高山方面への高速バスに充当されます
新車に近い部類の車両なので
JRバスターミナルにも入る運用を担当することが多いです
3704と3705もまとめて紹介
先ほどと同じエアロエースですが、こちらは貸切車
塗装は赤一色の通称「赤波塗装」で
補助席付きで窓もT字窓、トイレもありません
高速車の流れで附番されていますが
こちらは標準的な「貸切バス」です
貸切車ですが乗合事業者の車両らしく
高速バスの続行便として入ることもあり、
前面にはLEDの行先表示がついています
そうなると補助席付きトイレ無しとなり、
本務車に比べてレベルは落ちてしまいますが
比較的新しい車両なので見た目はいい感じですね
ちなみに写真左の3804号車は蒲郡所属です
そもそも高速車の所属がない蒲郡には
あまり新車が入る感じではありませんが
なぜかこの1台のみ蒲郡に来たようです
ちなみに3805号車は津島所属です
古い車両の集合と名高い津島でしたが、
貸切車では最近、急激に世代交代が進んでいて
きれいなエアロエースが多くいますね
3806号車です
3802、3号車と同じ設備の車両です
なぜ間に貸切車が挟まったのかはわかりませんが
とりあえず高速バスに普通に運用されています
京都線も比較的短距離で最安値1400円ながら
きれいな車両が多く、いい感じの路線だといえます
後ろからの写真で恐縮ですが3807号車です
2018年の車両唯一のエアロクイーンです
プレミアムワイドと書かれたロゴのある通り、
夜行高速車の独立3列シート仕様です
ちなみにこの車両が名鉄バスの最新の夜行高速車です
夜行高速車で唯一の白色LED行先表示搭載車であり、
名鉄バスではめずらしく車両ごとの差異に乏しい夜行車では
数少ない特徴ある車になっています
夜行高速車の白色LEDの写真を狙いに行ったりしたのですが
なかなかこの車と相性が悪く、
まだこの後ろからの写真以外撮影できていません
3808号車です
こちらも長距離高速車で3802、3、6号車と
同一の仕様だと思われます
前述の通り、パウダールーム非搭載なので
最後の3809、3810号車もまとめて
2018年の1号車以来のセレガです
ただ、こちらは同仕様ながら赤波塗装を纏っています
かといって3804、5号車のように
貸切用というわけでもなく・・・
なぜ赤波塗装なのかよくわからない感じです
どちらも津島所属で
名古屋ー長島温泉の近距離高速運用に就いたり
かと思えば三菱重工&航空機の契約輸送にいたりと
ほんとにどう区分すればいいかわからなくさせてくれます