前編はこちら
第2回の今回は2階建て車、貸切車、その他です
2階建て(全車名古屋支店)
⑥3列スタンダードシート(全廃済み)
我らがふそうエアロキングです
2010年を最後に生産終了されたものの、
代わりがいないため延命されてきました
しかし、外国製2階建て車両の導入により廃車となりました
側面行先表示器の上が無印の車両はベーシックタイプ
全席3列スタンダードシートです
スタンダードといって侮ることなかれ
4列スタンダードシートとは全く異なるもので、
レッグレストもついているという
4列ワイドシートでも存在しない設備
比較的古い車両で2005年式以前の車両でした
わかりにくいですが、2階部分のワイパーの有無が
年式によって異なります
☆こちらもご覧ください
⑦2列プレミアムシート+3列デラックスシート
側面行先表示器上のステッカーが目印です
2階席は3列シートですが、1階席はプレミアムシートという
JR東海バスの最上級グレードの席になっています
1階部分はわずか3席の
プレミアムシートで占められています
JR東海バス最上級のシートですが
さすがに、関東や西日本のドリームルリエ号の
プレシャス、アドバンスクラスには遠く及びません
プレミアムシートは3番目のランクにあたります
2階は3列席ですが、デラックスシートであって、
スタンダードシートではありません
が、ほぼ3列スタンダードシートと変わりありません
ちなみにJR東海バスのホームページも
前は分けて書かれていましたが、
3列スタンダードシートが全廃されたこともあり
こそっとまとめて書かれるようになりました
エアロキング製造再開後の2009年式2台と
改造された2005年式1台が所属しています
古い車両もまじっているからでしょうか
東京行きの夜行便1往復のみとなっています
⑧3列ビジネスシート+3列デラックスシート
プライベートシート車と同じ雰囲気のステッカーが目印です
前面展望のある2階前部がビジネスシート、
1階も含む残りが3列デラックスシートです
ビジネスの人は寝てるか、パソコン触ってるかだから
前面展望いらなくない??
座席自体はプレミアムシートに劣るものの、
前面展望も考慮すると引けを取らない座席です
2010年式3台のみの所属です
東京行き昼夜行1往復ずつの2往復で使われています
☆こちらもご覧ください
⑨3列クレイドルシート+4列シート
エアロキングが2010年に生産終了した後
減っていく一方だった2階建てバスですが、
外国製の車両を導入するということで
およそ10年ぶりに新車がやってきました
2019年製のアストロメガで3台がいます
置き換える新車がいなかったため延命されていた
⑥のエアロキングの3台をようやく置き換えることになりました
3列シートのモノクラスだった⑥のエアロキングと異なり、
1階席は廉価席の4列シートにして2クラス制の車両になりました
3列シートの2階席は西日本JRバスを中心に
各JRバスがプッシュしているクレイドルシートを
JR東海バスとして初採用になりました
⑧のビジネスシートのエアロキングと同じく
東京行きの昼夜行1往復ずつに使われています
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貸切車他
⑩貸切車(4列シート)
日野セレガとふそうエアロエースが
名古屋と静岡にそれぞれ一定数所属しています
貸切用途で新製された純粋な貸切車と乗合からの転用車がいます
純粋な貸切車は4列ワイドシート(豪華化粧室)、
4列トイレ無し、中型車の3種類があり、
車体横の表記が「JR TOKAI BUS」と
表記されているところで判別できます
乗合からの転用車は、
高速バスで古くなった車両を貸切に登録替えしているので
車内設備はトイレ付き4列ワイドシートで
時々、乗合の高速バスとしても使われるようです
車体横の表記は乗合車と同じなので
車番の上に「貸切」と書かれているかどうかが
見分けポイントになりそうです
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⑪研修車
日野セレガです
訓練として使用するだけでなく、
災害時の指揮車としての役割もあるそうです
車番表記は消されていますが、
もともと貸切車だった647ー11954を
改造して作られた車両のようです
改造の際にナンバープレートは
白ナンバーに交換されています
訓練としてごくごく稀にやってきます
ドクターイエローの100倍会うのは難しいです
訓練で教習車としてやってきたとしても
普通の車両を使っていることの方が多い感じです
で、もうひとつ気になることは災害時での用途
災害時に移動できる拠点とするならば
トイレ付きの車両の方がよかったのでは・・・
貸切用車両から改造するならば車番的に2番前の
11952号車であれば化粧室付きの車両だったわけで
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⑫契約輸送
日野ブルーリボンハイブリッドです
2004年製の2台が所属していました
一般道の路線バスからは完全に撤退しているので
路線バス車体をもつ車両はこの2台のみ
万博の時に新製投入されたうちの2台で
余剰となった同僚はJRバス関東に行ったようです
時々高速バス車体の貸切車が代走するようです
大学のシャトルバスにリクライニング付きの高速バス車体
それもJRバスなんてうらやましい限りです(^-^;
そもそも経年車であることに加えて、
初期のブルリハイブリッドということで故障もあったそうで・・・
置き換えることになりましたΣ(゚д゚lll)
まさか親子ともどもライバルな会社の中古を買うとは(^-^;
なかなかの驚きとともに迎え入れられました(^^)
ただ、名鉄バスで廃車になったということで
当然それなりの車齢であり、2005年製のようです
自社の経年車を他社の経年車で置き換えているわけで
「全然車齢若返ってないやん( 一一)」って感じですが、
やはりハイブリッドはシブかったのでしょうね(。-`ω-)
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高速バスはまだあまり詳しくない上、
鉄道よりも情報が少なく、だいぶ推測が多いので
ミス、誤記載などありましたらご指摘お願いいたします