![f:id:marunkun:20210923181250j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/marunkun/20210923/20210923181250.jpg)
![f:id:marunkun:20210923182639j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/marunkun/20210923/20210923182639.jpg)
基幹バス(基幹1号系統)の予備車だった、
鳴尾営業所所属のNS303、304号車が
いつのまにか、その任を解かれていまして
通常の一般系統用車両になっていました
そもそもこの2台が導入された名目は、
一般系統用車両の置き換えや増車ではなく、
古くなった基幹バス専用車両の置き換えの一部でした
置き換え対象の基幹バス専用車は10台でしたが
そのまま新品の基幹バス専用車を同数入れるのではなく、
専用車は8台のみの導入に抑えて
代わりに一般系統用車両ながら、
基幹バスの予備車としても使える車両を2台増備しました
それがこのNS303、304号車でした
これまでは基幹バスと一般系統車両が分かれていましたが、
この2台を緩衝材とすることで、
予備車の共通化を図ることができるようになりました
という理由によるものなので、高速1系統には運用されず
あくまで基幹バス専用車と一般車両の
共通車両という位置づけだったようです
![f:id:marunkun:20210923181301j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/marunkun/20210923/20210923181301.jpg)
![f:id:marunkun:20210923181226j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/marunkun/20210923/20210923181226.jpg)
基幹バス予備車時代だった時の写真です
NS303号車の方は一般車両としての運用時、
NS304号車の方は基幹バスでの姿です
右側の写真だとよくわかると思いますが、
前面と側面に「基幹バス」と書かれたサボが挿入されています
基幹バス予備車と、フツーの一般車両との違いは
外観からではここしか違いがありません
左写真のように、一般系統に充当されている時は
通常の一般車両ではその位置に書かれている
「ノンステップバス」という文字を表示させていました
というわけで基幹バスに充当されている時は
前面から「ノンステップバス」の文字が消えるわけですが、
彼らの後輩の基幹予備車両たちは
このようにヘッドライトの上あたりに
「ノンステップバス」の文字が入れられています
話を戻して・・・
で、基幹バス予備車としての任務をこなしつつ、
一般系統にも入っていましたが、
前述のように基幹予備車から外されていました
もう一度先ほどの写真ですが、
前面と側面にあったサボ受けが外されています
前面からはきれいさっぱり無くなっていますが、
側面の方に、うっすら点々が空いています
サボを固定していた穴だと思われます
わずかながら名残が残っていました
次回はNS303、304からバトンを受けた
NS382、383号車の方について見てみたいと思います