マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

川西能勢口で能勢電の3形式を撮る③

 

marunkun.hatenablog.com

前回はこちら

 

 

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5100系を見送って、もう1本待ってみたら

最新の7202Fでした(^^♪

能勢電の新車(?)7200系の最新ロットです

 

第1編成にはすでに何回か会っていますが、

この編成にはお初にお目にかかります

 

7200系では第3編成目となるわけですが、

阪急7000系の先頭車+6000系の中間車という

構成だったこれまで2編成とは異なり、

初の4両全車が7000系が種車となっています

 

ただし、この編成も4両とも同じ編成だったわけではなく、

 

先頭車は、宝塚線で2+4+2という

変態特殊な編成を組んでいたうちの2両編成

(7026ー7126)

中間車は、神戸線のこれまた特殊な編成6050Fを

短編成化した時に余って出てきた中間付随車2両です

(7565-7575)

 

(先頭車は宝塚線、中間車は神戸線から持ってきましたが、

新製された線区はそれぞれ神戸線宝塚線

ひっくり返るのも面白いですね)

 

また、さらに中間車は7000系の中でも

最初期に作られたグループで鋼製

先頭車は後の方なのでアルミ製となっています

 

と、見事な寄せ集めでございます(^^)

 

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なので車両銘板も(左が中間車、右が先頭車のものです)

製造年が違うことはもちろん、

鋼製車を示す赤色とアルミ車を示す青色で異なっています

 

ちなみに「アルナ工機」という名前ですが、

元々の「ナニワ工機」の名前と

「アルミ」を掛け合わせた名前だそうですね

今では「アルナ車両」として路面電車などを作っています

 

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運転台も撮影します

①を参照していただければと思いますが、これまでの車両とは違い

ワンマン機器と運転台が一体型になっています

 

元々がワンハンドルのデスク型だったので

一体にしやすかったのでしょうね

 

阪急からのおさがり&改造車とはいえ

かなりお金をかけていることがうかがえます

 

1700系あたりを見てみると

少なくとも20年は使う車両ですからね

このくらいの初期投資をしても十分見合うのでしょう

 

 

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客室も「阪急らしさ」を残しつつ、

ちょっと独自な感じも出しています

ささやかな抵抗ですね( ̄▽ ̄)

 

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7200系もしっかり前パンです

 

新品の車両に見えるのにパンタは下枠交差型です

なんか京阪みたいな感じがしますね

 

ちなみに5100系は同じ前パンでも

T車に電線を引き通した、MTTMという編成

7200系はM車で完結させたMMTTという違いがあります

 

MMTTという組み合わせを聞くと、

名古屋在住としてはJR東海の311系の

あの乗り心地がイメージされてしまいますが

こちらはどうなんでしょうか

 

乗りたかったのですが、時間の都合が・・・

後ろ髪引かれながら川西能勢口を後にしました