マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

新・宝塚線の3併結編成に会う

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阪急宝塚線のアイドルともいえる8040×8に

ようやく会うことができました

 

古い車両であるマルーン一色の車両では

8両固定編成というのは意外と少なく、

先頭車が途中に組み込まれた編成が基本的なスタイルでしたが、

一転して屋根がアイボリーの比較的新しい車両では

先頭車が中間には入ることは少なくなっています

 

というわけで屋根がアイボリーの車両で

併結8連となっている編成は注目度が上がるわけですが

特に宝塚線伝統?の3編成併結の8両編成は有名です

 

発祥は神戸線からの嵐山線直通列車が充実してきた時です

(たしか2010年)

神戸線からの嵐山線直通ということで

「神宝線用車両、6両編成、できれば新しい車両」

を調達する必要がありました

 

というわけで比較的先頭車の頭数が多い

7000系に白羽の矢が立ったわけですが、

神戸線に元からいる7000系だけでは

6両固定編成が不足してしまいました

 

これはまずいということで

宝塚線の2+6連の編成を組んでいた7014F6連と

神戸線にいた2+4連をトレードしました

 

宝塚線はそのまま車両を入れ替えただけなので

2+4+2連という編成ができることになりました

具体的には7025+24+26という編成です

7025、26編成は全M車の2両編成、

7024編成は2M2Tの4両編成です

 

これだけでも十分特徴的なのですが、

わざわざMT比を書いたのには意味があり、

このままでは6M2Tとなり過剰性能となってしまうため

7024FのM車を暫定T車として扱っていました

 

というわけで0M4Tのトレーラーを

モーター車で両側から挟み込むという

見事な動力分散方式となっていました

 

なかなかアツい編成すぎて、

話の収拾がつかなくなってきそうなので

詳細は他の情報をご参照いただきたく・・・

 

 で、その後は梅田方先頭の7025Fが能勢電譲渡になり、

そこの枠に8030Fの2両編成が入ったものの、

今度は宝塚方先頭の7026Fが能勢電譲渡

 

ここで一度、残った7024×4と8030×2は

編成を解散し、8030Fは元の増結運用へ

 

7024Fは梅田方に8040、8041Fの2連を

2本つないで再び、3併結組成になりました

 

それが最初の写真の編成です

 

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朝の増結運用専用だった車両が

日中に普通運用に就いている姿を見ると

不思議な感じがしますね

 

<おまけ>

 

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京都線の同じ顔8315F

 

神宝線のこの顔の車両は8040形のみで

増結用2両編成しかいませんが、

京都線には1本のみ、8両固定編成が活躍しています

 

純粋な8両固定編成なのですが、

正直この車両を昼間に見ても違和感はありますね(-_-;)