マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

阪急電車、ダイヤ改正するって!<宝塚線編>

京都線編はこちら

 

 

 

今回は宝塚線ダイヤ改正について見ていきたいと思います

なんやかんや、3線同時の改正って久々な気がしますね

 

 

まずはこちら

京都線とともに、宝塚線でも伝統の朝の10両編成が廃止

全列車が8両編成での運転になります

 

京都線の項でも書きましたが、阪急独特の運転方法で

3本線ともに行われてきましたが、

一気に神戸線だけになってしまうようです

 

悲しみです( ;∀;)

 

というわけで、京都線の7300系2両編成とともに

写真の7032Fを含む2両編成たちは

失職 Σ(゚д゚lll)

と相成るわけです

 

とはいえ、こちらも7000系、8000系で

解体されることはないと言えるので

彼らが次の台風の目になって、編成替えが起こりそうですね

能勢電を含めて注目です

 

また、女性専用車は残るようですが10両縛りが解けるので、

南海の高野線みたいに、全編成にステッカーを貼り付けて

今の「通勤特急専用編成」という概念をなくす可能性もありますね

それで予備車の削減とか・・・

 

もしくは10両縛りから解放ということで

最古参の5100系を専用車にして

朝だけのピンチヒッターにすることも考えられますね

 

そうなるとフルマルーン車の赤幕が宝塚線

かなり久々に見られるわけで、激アツです(^^)

 

 

 

 

宝塚線10両編成の廃止は、

阪急初の10両運転として宝塚線が先陣を切ってから

40年ほどの伝統が途絶えることでしたが、

つづいては、発表ではわずか2行で小さく書かれ

ニュースでも全く報じられなかった内容ながら

阪急創業以来?の伝統が消えることになりました件について

 

 

「石橋阪大前における箕面線宝塚本線(大阪梅田方面)の

接続時間を現行よりも確保し、お乗換がしやすいようにします。

なお、箕面発大阪梅田ゆき直通列車の運行はとりやめます。」

(阪急の発表より)

 

本文中では2行だったうえに、肝心の内容はわずか1行(^-^;

1行で100年以上の歴史に終止符が打たれました

 

かつて阪急が創業した時(=梅田~宝塚・箕面が同時開業)は

名称では宝塚が本線格で間違いなかったものの

宝塚線箕面線を同列に扱おうとしていたようで、

分岐点の石橋駅の線路を三角形型に配置することで

梅田~箕面~宝塚~梅田という運行もしていたようです

 

時代は流れ、箕面~宝塚にあたる線路は撤去されたものの

三角形の2辺のみとなった石橋駅の現在の配線でも

「言われてみれば・・・」といった形をしています

 

結局、昼間時には4両編成の列車が

線内折り返し運転という形になったわけですが

10年ほど前までは朝夕ラッシュ時に、双方向に直通列車が運転され

宝塚線内は急行と同じ停車駅なのに、準急を名乗る

「通勤準急」なる箕面線直通専用種別も存在していました

 

最近の阪急の種別変更の性癖ならば、

確実に今ごろ名称変更はくらってるでしょうね(笑)

 

ですが、ここ10年ほどでダイヤ改正の度に縮小

前回のダイヤ改正で夕方が全廃、朝方の梅田行き普通が3本のみと

ついに梅田で「箕面行き」を見ることができなくなりました

(よって写真の列車も前のダイヤ改正前の写真です

分かりやすさ重視で採用しました)

 

近年の減便、合理化傾向におけるものという前提は置いといて

個人的には宝塚線の輸送の段差である豊中川西能勢口

途中の石橋を含む5駅に対して、石橋から入ってくる箕面線直通が

中途半端になってしまったような気がします

 

もしですよ、箕面線の分岐が川西やヒバハナだったら

(そもそも箕面線という概念ではなくなりますが(笑))

まだ直通が残っていたような気がしてならんのですよ

 

箕面線直通が減少し、なくなった分の代わりが

池田や川西能勢口、ヒバハナ折り返しになっている点からも

そう思ってしまいます

池田+川西と箕面線内のバランスが変わってしまったのかなと

 

それにしても箕面線の3、4号線はどうするんでしょうね

3号線はまだしも、4号線とか使い道がなさそう・・・