マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

めちゃかっこいい希少車!「西工CーⅠ」を岡山駅で見る!!~岡電バスA-02~

 

当ブログでも何度か登場しておりますこの車

 

  

 

わざわざ博多まで行ってしまうほどに

この車を追いかけることに対して、謎なこだわりをもつ

当ブログの管理人さん(>_<)

 

今度は岡山駅で撮影をしてきたそうですので

その報告をさせていただきたく存じます

 

 

じゃ~~~~ん!!!!!

 

いました!

西工CーⅠです!!!

 

お詳しい読者諸兄には不要かと思いますが、簡単に説明を

 

10年ほど前に解散してしまった西日本車体工業(通称:西工)

という会社が作った、観光バス・高速バス用の車両(C型)でございます

 

10年ほど前に会社がなくなったということから逆算すれば

都心部では一部怪しいものの、まだ簡単に見られるんじゃない?

と思ってしまいがちですが、実はそうではなく・・・

 

解散する前の末期のころは三菱ふそうと協力関係にあり

路線バス車体は西工が、観光・高速バス車体は三菱ふそう

作るという分業をしていたため、

現存する観光・高速バス用車体は非常に少なくなっています

 

(路線バス用は岡山・福岡はもちろん、

東名阪三大都市圏すべてでそこまで難なく見られます)

 

さらに製造会社が解散してしまっているということで

中古で放出されても、再就職率は他に比べて低くなっていることも

現存車両の少なさに拍車をかけています

 

(いくらいい車だったとしても、メーカーがなくなっちゃ

わざわざ好き好んで買うわけにはいかないでしょうね

趣味じゃなくて仕事なんだし)

 

その貴重な西工C型が岡山県岡電バス

空港連絡バスに使われているということで、現場へ急行!

 

 

岡山駅で降りて、空港連絡バスの乗り場へ向かったら

難なく発見・・・あれ?

岡山駅到着5分で任務が終了しました(笑)

 

岡電バスAー02号車、ナンバーは514です

空港連絡用ということで、オレンジの空連専用塗装を纏っています

トランクを広くとるためにクーラーは屋上に搭載

 

色味といい、東京空港交通と重なる部分が多いですね(^^)

あそこもよく西工が来る会社でした・・・

 

相変わらずかっこいい車体です(*'ω'*)

ほれぼれしながら夢中でシャッターを切り続けました

(その後の写真整理が大変なことになったのは余談)

 

 

しばらくすると発車していきました

 

後面の窓は大きく行先表示器が取られており、

残りの部分はブラックアウトしていますね

前面はともかく、側面よりも大きい行先表示器です(^-^;

 

急いでターミナル前の道路に移動して

走っているシーンの撮影に臨みます

 

 

決まりました!

今日のベストショットです!!

 

丸っこさが出た車体に大きな窓、きりりと引き締まったライト

個人的には日本一かっこいいバスだと思います(*'ω'*)

 

 

ちなみに岡電バス担当の空港連絡バスは西工が3台と

エアロバス1台、チャギントンラピが1台の計5台(たぶん)なので、

けっこう高確率で西工がやってくるものと思われます

おすすめです!

 

 

以下、満足したワタクシが浮ついた気分のまま撮った車です

 

 

同じく空連バスの中鉄バス担当便、

スーパーハイデッカー車のエアロクイーン(旧型、1612)です

 

西工C型に会えた興奮で特に意識せずに撮ってましたが

この車も今時かなりレアな車両でございます

名古屋じゃまずお目にかかれない一台です

 

 

つづいては京都からやってきた京阪京都交通のセレガR(N625)です

この路線には本務車として、珍しくも何ともないセレガが

1台いるようですが、検査かなんかのようで予備車が登板!(^^)!

 

貴重な京阪のセレガRであるうえに

幕車、屋根上クーラー、特徴的な床下トランクなど

なかなか個性的な1台です

 

共同運行の両備バスはいつも通りのエアロエースなので、

地方側の会社の方が新しい車を持ってくるという

そこそこめずらしい現象が起こっていました

 

撮影時は西工に会えたうれしさでいっぱいでしたが

後にめちゃめちゃ濃い布陣だったことに気づかされた1日でした(笑)