マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

キハ85系 オンリーワンの1200番台

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JR東海の唯一の特急型気動車として活躍する

キハ85

 

気動車らしく、固定された編成はなく、

1両ずつ機動的に増結されており、

下の写真のようなことも珍しくありません

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左は1両手前に増結しましたか?的な感じですが、

右は感動モノです。鳥肌が立つくらいの編成です

この編成で天下の東海道線を爆走します

 

全車正真正銘の先頭車ですから

阪急の3300系もびっくりです

 

当然車庫ではパズル状態になるわけで

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こうなります

まだ庫の奥や写真の後ろにも留置車がいます

 

オフシーズンの平日に見に行けば

このような感じになります

 

ちなみにこの車庫の奥に転車台があるので、

方向転換はお手の物

これができるからさらに複雑になるわけで・・・

 

 

また、「ひだ」用に製造された車両と

南紀」用に製造された車両があり、

(今ではもう意味をなしてない)

さらに難しさが増しています

 

グリーン車も「ひだ」用の

中間半室グリーン車

南紀」用の先頭全室グリーン車

ありますが、

 

需要的に明らかにおかしいので

現在は前者が「ひだ」「南紀」兼用

後者が「ひだ」専用と入れ替わっています

 

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車庫ではこのような半室グリーン2両編成という

シーンもありました

 

繁忙期も1両単位で余っている車両が

貫通型なら先頭車も容赦なく組み込まれ、

日々違う編成になったりするので

とても楽しい車両運用になっています

 

そのなかでもキハ84-1200は

1両のみのレアな車両となっています

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貫通型先頭車はもともと「ひだ」用100代、

南紀」用200代がありましたが、

(現在、座席の色などに違いがある他は

その区分は意味をなしていない)

 

車いすに対応させる工事が始まり、

100代全て(既に事故廃車の1両除く)と

なぜか200代が1両だけ対象になりました

 

車いす対応車は+1000されたので、

唯一工事を施工された209は

1209となり、唯一の1200番台と

なりました

 

というわけで唯一の1200番台

 

といってもあまり目立つポイントはありません

 

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灰色の車いす対応席

 

 

というわけで1200番台だけでは

間が持たなかったので、

キハ85の自由な組み合わせも

ついでに登場させてみました

 

後継のHC85は編成記号が

ついていたので、このような柔軟な

増車はあまり期待できなさそうです