今回は引退が近づくＮＳＦ車の
全車の写真で引退を惜しみたいと思います
(自分が市バスに興味を持ち始めたのが
最近なので、ここ数年の写真で構成されています)
まだ撮影されていない方は
この年末年始にぜひお別れにどうぞ
あくまでも自分のイメージですが、
よく出会えるポイントも書いていこうと思います
(あくまでもイメージなので保証は全くしません
というか間違っている可能性高めです)
最近はちょっと文章量があると
前編、後編など記事数稼ぎの
せこい真似をしてきましたが
今回は全３０台全車を網羅しようと思いますので
少々長くなりますがお付き合いください
まず、このＮＳＦ車のプロフィールを
平成１５年式 ＫＫーＭＪ２７ＨＦ ３０台
ＮＳＦ(ノンステ、小型、ふそう)は
全車この車両となっています
さらには現在唯一の小型車ということで
狭隘路線や需要の少ない地域巡回路線を
中心に活躍してきました
それでは現在所属する各営業所ごとに
全３０台を見ていきたいと思います
(浄心、緑営業所には配置無し)
０１－中川 ３台、ＮＳＦ２６～２８
中川営業所には３台の配置です
地域巡回系統の中川巡回、港巡回や
地下鉄高畑周辺の一般系統でも使われています
割合としては中川巡回が高めです
また、車庫では比較的
外から撮りやすいところに
留置されていることが多いです
なので、撮影には車庫か
地下鉄高畑(とその留置スペース)がおすすめです
(後述する稲西、港明のＮＳＦも高畑に来ます)
地下鉄高畑の留置スペースでは運が良ければ
このように２台並びも見ることができます
ちなみに両方とも中川巡回ですね
地域巡回系統はいろんなところに回りすぎて
運用効率が微妙なものも多めです
０２－稲西 ３台、ＮＳＦ１９～２１
稲西営業所にも３台の配置
中村、富田、南陽の巡回系統を
受け持っていますが、
ＮＳＦは南陽巡回専用みたいな感じです
南陽巡回系統はふつうのマグネットだけでなく、
マスコットキャラクターのなんピーの
マグネットもつけています
南陽巡回系統と
その朝夕系統の春田１１を中心に
高畑１７系統に入ることもあるようです
基本的に南陽巡回＆春田１１専用
みたいになっているので、
車庫で留置している時も写真のように
地域巡回、なんピーステッカーも
付けっぱなしになっていることが多いです
休日は車庫で休んでいる割が高めなので
土休日に土手側から車庫を望むと
大体、左写真のように留置されています
南陽巡回のところに行くのはおっくうなので
自分は車庫での写真で満足しています
０３－楠 ２台、ＮＳＦ２３、３０
楠営業所には２台の配置です
北巡回系統に使用されますが、
土休日は運用に入らないようです
北巡回の運用に入っているならば
黒川のバスターミナルで、
入っていなければ車庫がおすすめです
北巡回も黒川での留置時間が長く、
左右まわりそれぞれがあるので
コスパはよさげです
土日に留置されている時は
運がいいと頭が見えますが
悪いと頭が見えないのでイチかバチかですね
０４－大森 ３台、ＮＳＦ７、９、１０
守山区をカバーする大森営業所も
３台の配置です
１０号車は志段味古墳ミュージアムの
ラッピング車となっています
ＮＳＦ車のラッピングはめずらしいですね
このまま廃車になるのでしょうか
基本的に志段味巡回で使われているので
自分は小幡駅で狙います
(上写真はすべて小幡駅で撮影)
小幡駅は志段味巡回系統の始発停で、
始発のバスと終点のバスが
ほぼ同時に来るので効率がいいです
が、到着した車両は留置せず
どこかに行くので(たぶん緑ヶ丘住宅)
いつでも行けばいいというわけでは
ないので注意が必要です
０５－如意 ３台、ＮＳＦ２２、２４、２５
如意も３台の所属
３台所属の営業所が多いですね
３台所属２台使用ぐらいがちょうどいいのでしょうか
山田巡回と楠巡回が担当ですが、
ＮＳＦは山田巡回が基本で
楠巡回に入っているのは見たことありません
(ちなみに楠巡回は
楠担当ではなく、如意担当になっています)
土休日は２台並べて東側に頭を向けて
留置されていることが多いです
金網フェンスはありますが、
土休日だとほぼ確実に２台並んでいるので
おすすめポイントです
ただ、太陽の向きや加減によっては
思いっきり逆光になることもあるので
注意が必要です
０６－猪高 ７台、ＮＳＦ５、１１～１６
猪高には一挙７台が所属
名東巡回はこれまではほぼ１００％でした
(最近は他車も入っているようですが)
東巡回でもよく入っているイメージです
千種巡回に入っているのは見たことありません
確実なのは名東巡回ですね
星ヶ丘か本郷で他のバスを見つつ
待つのが良いでしょう
(上列左と中列右の写真です)
７台もあるので少なくとも１台は
車庫で休憩ｏｒお休みしています
(２台くらいいることが多い)
０７ー御器所 ２台、ＮＳＦ１、２
御器所にはトップナンバーを含む２台が所属
中巡回系統を中心に
昭和巡回系統でも活躍しています
ただ、中巡回のほうが割が高い感じです
両系統が交わる金山で待つのが
おすすめです
最近では地域巡回のマグネットが
ちぎれてハッチーがいなくなったり、
小ぶりなものに交換される車両が
増えてきていますが、
撮影時点では両車ともきれいな状態でした
２台で貼付位置が違いますが
(乗務員さんの好みでしょう)
どっちかというとセンターの局章の下に
貼ってある方が好みですね
低画質ですが、数年前にはＮＳＦ１が
「ハートバス」に抜擢されていました
自分はこの撮影だけで
乗れなかったのが残念です
０８－野並 ３台、ＮＳＦ３、４、６
野並も安定の３台配置
瑞穂巡回やその送り込みと思われる
新瑞１５系統を中心に
天白巡回にも入るようです
瑞穂巡回の方が割が高いイメージです
瑞穂巡回も待機時間が長めの系統なので
新瑞橋のバスターミナルで
比較的よく出会えます
左右まわりで２台並ぶこともあるので
狙うなら新瑞橋バスターミナルです
０９－鳴尾 ３台、ＮＳＦ１７、１８、２９
鳴尾も安定の３台配置
鳴海１１系統、有松１１系統で使われています
(2020/12/21:訂正しました)
鳴尾担当には他に神宮東門を起点とする
南巡回、熱田巡回がありますが、
どちらもＮＳＦは入りません
中型車での運行となっています
少なくとも南巡回は
地域巡回系統の中でも
トップクラスの優良路線(でも赤字)なので
小型車レベルの路線ではなさそうです
有松１１も鳴海１１も
あまり大きなバスターミナルを通らないので
車庫でいい具合のところにいるのを願って
狙いに行くのも一つの手かなと思います
１０－港明 １台、ＮＳＦ８
最後に港明です
ＮＳＦは１台の所属です
そもそも港明営業所唯一のふそう車
かつ唯一の非Ｊバス車体の車両です
もともと中川営業所にいましたが
２０２０年の４月に１台のみ
こちらにやってきたようです
港明営業所は
地域巡回系統の仕業がないので、
高畑１８系統専任のようになっています
地域巡回バスマグネットの跡が
ついていますが、
これは中川時代の痕跡ですね
なんでわざわざ
余命が１年くらいになるであろうＮＳＦを
１台だけ持ってきたのか不明です
それならＮＭＳかＮＭＨなどを
代わりに持ってきた方が
少数配置の港明営業所の車種も減らせて
検修もしやすくなるうえ、
運用の共通化もできてよいと思うのですが
と、なんやかんやいっても
１台１年限りになるであろう
地味にレアな車両であることは
間違いなさそうです
以上、ＮＳＦ３０台の写真とともに
ＮＳＦについて書いてみました
このうちの２６台が
今年度中に廃車になると思われます
逆に言えば４台が残ると思われますが
どの車両になるかも見どころです
コロナ渦は収まりそうにありませんが、
基本空いている地域巡回に
多く充当されているので、
密を避けたお別れ乗車もいかがでしょうか
