名鉄100系の犬山線直通
最も多いのが岩倉行きです
接続駅の上小田井から4駅進んだ先にあり、
日中の直通はすべて岩倉止まりとなります
上小田井から1番近い折り返し駅
かつ犬山線の輸送でもひと段落つく駅であり、
必要最低限の乗り入れと言えます
続いて乗り入れ区間最長の犬山行き
こちらが本来の乗り入れ系統のはずですが
少し前のダイヤ改正で昼間は岩倉行きに
短縮されてしまいました
準急の各駅停車区間も含めると
犬山までの全駅で各駅停車が毎時4本確約されています
そこからさらに地下鉄乗り入れの普通を
上乗せする形になるので
ラッシュ時以外は
犬山まで流す意味は薄かったのでしょう
ちなみに地下鉄直通用の車両だと20m車6両編成
19m車2・4両編成が基本です
(岩倉以北各駅停車の準急は19m車4・6両)
昼間に地下鉄直通用車両の6両編成の普通というのは
輸送力過剰すぎるところもあります
ただ、逆に朝夕ラッシュ時には
この収容力がモノを言うので犬山直通も活躍します
どうしても名古屋駅一極集中になりがちな
鶴舞線に送り込むという非常に重要な運用です
また、一部では犬山の車庫に
車両を送り込むという側面もあります
(岩倉駅は折り返し線のみ)
最後に柏森行きです
柏森駅は犬山と岩倉の中間地点にあります
夕方ラッシュ時に多く登場します
この設定の意図を想像しますと
・岩倉駅の折り返し線に余裕がない
・ラッシュで直通需要が増えてきたけど
犬山まで遠く流す必要はない
この2点に当てはまる時に柏森行きが登場する感じです
毎時2本の折り返しがあるのに
折り返し線1本で回しています
なので、名鉄線内の列車の折り返しはないが
折り返す設備のある駅として柏森が
登場してくるものと思われます
夕方に行けば日中の岩倉行きの
代わりに運行されているので
時間さえ考えれば、比較的見に行くことは容易です
ちなみに1日1本のみ
扶桑行きというのもありますが
こちらは市交車による運行なので
また別の機会に・・・