マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

JR東海バスエアロキング V8エンジン最後の生き残り

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(こちらもご覧ください) 

marunkun.hatenablog.com

 

先日、JR東海バスから発表された廃車により、

エアロキングのV8エンジンを積む車が残り1台となりました

 

エアロキングは2005年に一度生産が終了し

2008年に復活するという歴史を持っています

(2010年に再び廃止、現在に至る)

 

2005年までのエアロキング

復活後のエアロキングの大きな違いとして

エンジンが挙げられます

 

2005年まではV型8気筒、

2008年以降は直列6気筒になっています

 

で、だからなに?となりますが、ごめんなさい

自分もよくわかっていません

 

まあ、気筒数が多い方がファン的にはいいんだろうな

というくらいはわかりますが

外観が大して変わったわけでもないし・・・みたいな

ただ、本格的なバスファンの方々は気にするようです

 

で、話を本題に戻しまして、

結局JR東海バスのV8エンジンが

残り1台になったということをわかりやすく言えば

販売が中断される前(2005年以前)に作られた

エアロキングが残り1台になったということです

 

それが747-05991号車です

 

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JR東海バスの2005年製のエアロキング

4両が全車3列スタンダードシート仕様で導入されました

 

しかし、2009年に「プレミアムシート」を搭載した

エアロキングが2台導入されたものの、

運用的にもう1台ほしかったので

2005年式の車を改造することとなり、

第4号車がプレミアムシート搭載車に抜擢されました

 

しかし、せっかく改造した第4号車は

なぜか早期廃車になってしまい、

代役として第1号車が選ばれました

 

その後は第1号車は2009年式の2台と共に

プレミアムシート車の運用で

第2、3号車は2004年式以前製造の車と共に

スタンダードシート車の運用で東名路を駆け回りました

 

しかし、先日のダイヤ改正

経年車が多かったスタンダードシート車の運用が無くなり、

第2、3号車は廃車となりました

 

一方の1号車の属するプレミアムシート車は運用が残っていて、

2009年式2台だけでは運用を回せないので

(正確には検修予備がいなくなる)

1号車は存続することになりました

 

 

プレミアムシート車の運用は現在、

夜行のドリームなごや3、4号の1日1往復で

前述の通り、2009年式2両と共に運用されています

 

特に予備車的な扱いになっているわけではなさそうなので

V8エンジンのエアロキングを3分の1の確率で

見ることができると思います

 

<おまけ>

 

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プレミアムシート車の昼行運用は既になくなっているため、

この写真も過去のものとなってしまいました

夜行便は夜に出て早朝に到着するので

地元でなければ見に行くのは大変そうです