マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

さようなら 北陸道昼特急名古屋号①

f:id:marunkun:20211008130638j:plain

 

このブログでも度々登場しておりました、

北陸道昼特急名古屋号が10月をもって廃止され、

他の名古屋―金沢の昼行便と統合されることになりました

 

これまで名古屋ー金沢の高速バスは

JR海、西、名鉄、北鉄が運行する「名古屋・金沢線」、

JR海、西が運行する「北陸道昼特急名古屋号」、

同じくJR海、西が運行する「北陸ドリーム名古屋号」があり、

 

それぞれ昼行10往復、4列シート

昼行1往復、3列独立シート、

夜行1往復、3列独立シートという特徴がありました

 

メインの系統である名古屋・金沢線と

夜行のドリーム号、その間合い運用の昼特急という

構成で成り立っていました

 

JRバスだけで見ると、同じ名古屋―金沢の昼行を

2系統運行するという不思議な形になっていました

 

しかし、10月からは昼特急を4列シートにしたうえで、

昼行便を名古屋・金沢線に統合

道連れでドリーム号も4列シートに変更されることになりました

 

名古屋―金沢間という比較的短距離ながら3列シートで

早割だと名古屋・金沢線よりも安いという

乗り得路線だった昼特急には「いつか乗ろう」と

思い続けていたのですが・・・

 

以前、金沢に行ったときに

18きっぷ鈍行か、昼特急かで迷って

「三セク化される前に乗っとかなきゃ!!」と思って

在来線を取ったのが悔やまれます(。-`ω-)

 

10月末までにそんなヒマないし・・・

せめて11日が祝日だったら乗れたのに・・・

オリンピックめ・・・

 

 

メインとなる、名古屋・金沢線は

ほぼ1時間おきのパターンダイヤとなっていますが、

始発地を16:30に出発する便だけ抜けており、

そこの穴に昼特急が入るという形で運行されていました

 

到着時刻もほぼ大差ないのでダイヤ的には問題ないのですが、

運賃が異なるほか(通常運賃では名古屋・金沢線が安い)、

予約サイトが異なるという致命的な欠陥・・・

 

そして名古屋側のターミナルが

名古屋・金沢線出発 名鉄BC→JRバスターミナル

       到着 名鉄BC

昼特急    出発 JRバスターミナル

       到着 JRバスターミナル

とそれぞれ異なっていました

 

(個人的には名古屋・金沢線到着に

JRバスターミナルを入れるべきだと思いますが)

 

で、JRバスにとっては自社内でのダブルトラックで

めんどくさかったというのと

共同運行会社で分け合う収入の面でも

名古屋・金沢線に統合ということになったと思われます

 

 

ここまで昼行便の話でしたが、

前述の通り、道連れで夜行便も4列シート化されます

 

間合いの昼特急が4列化されたわけなので、

こちらもそうなるわけですが、

まさかの値段が変わらずという・・・

実質値上げですね(>_<)

 

最近はJRバス関東を中心に4列化が進んでいるので

その流れもあるんでしょうね

 

f:id:marunkun:20211008133116j:plain
f:id:marunkun:20211008130638j:plain

 

②では車両について書きたいと思います

 

 

つづく