マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

川西能勢口で能勢電の3形式を撮る①

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川西能勢口といえば・・・能勢電!でございます(^^)

 

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さっそく名物?の1700系が来てくれました

 

元阪急2000系で、

今に続く阪急高性能車両の基礎を作った車両です

 

阪急では次の世代の3000系も全廃されており、

2000系は過去の車両となっていますが、

能勢電ではまだまだ活躍中です(^^♪

 

とはいいつつも、少しずつながら退役も始まっており、

いつでも行ける♪というわけではない私は

会える時にできるだけ撮っておくというスタンスです

 

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運転台も撮影します

 

上の方のワンマン機器やATS表示器は

まるっと後付けの機器類ですが、

その下の部分は昔ながらと言った感じです

(とはいっても後付けも多いですが・・・)

 

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スタフ台も写る角度でもう一枚

無骨な機器類が心をくすぐりますね

 

ちなみにこの2000系

製造当初は回生ブレーキ付きというから驚きです

(現在は取り外し済み)

 

見づらいですが、左側の電流計の0の位置が

真ん中に来ているのが名残だと思われます

・・・たぶんです。違ってたらごめんm(__)m

 

阪急だと、非回生車の電流計は車のスピード計と同じ

8時あたりが0で右回りで増えていく目盛り

 

回生車は0時が0の位置で右半分が正の値(力行)、

左半分が負の値(回生)になっていたと思います

 

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またよくわからんところに注目し始めます(^^)

連結部分です

 

よく見たら幌の取り付け部の形が

左右で異なるのがわかると思います

左は貫通部が広幅の車両、右は狭幅の車両という違いがあります

 

2000系の中でもこの2種類があり、

阪急時代は異なる編成から能勢電に持ってきたので

このようなことが起こっています

(ちなみに前期車が広幅、後期車が狭幅だったと思います)

 

もちろん、幅が違うと幌を取り付けられないので

広幅の方に狭くするアダプタを取り付けて

狭幅用の幌を取り付けています

 

左車両の取り付け部のガタガタしているところが

アダプタですね

 

言い方は悪いですけど、

阪急車両の寄せ集めをもらってきた

能勢電の苦労がうかがえますね

 

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逆エンドも撮影します

車齢60年近いとは思えない美しさです

 

工程を可能な限り簡素化し、

車両寿命がある程度犠牲となることを承知の上で

製造・維持コストの圧縮を図った。

Wikipediaより

 

だそうです・・・(^-^;

もし、承知しなかったら80年も走ってたんでしょうか??

 

 

つづく