北陸新幹線が金沢まで開業し、北陸フィーバーが
起こったのがはや5年前(2015年)
新幹線開業による北陸特急の再編で
そしてはくたかは廃止となりました
全て金沢止まりとなり、683系から
681系による運転になったことはご承知の通り
しかし、現在もしらさぎに使われる683系が
6両と3両各1本ずつ存在します
こちら683系8000番台です
683系8000番台はもともと
車体艤装は地元の新潟トランシスが行った
新潟っ子の車両です
というわけで、元々しらさぎにいた683系とは
違う683系なのです
ここからはなぜ、
彼が今しらさぎにいるのかという話
特急はくたかの運用はすべて681系で賄えたため、
(はくたかのみ最高速度160km/h)
進化形の683系ははくたかに入る必要がなく、
683系は160km/h未対応で作られました(準備工事のみ)
作る必要が出てきました
(1編成=基本6両+付属3両)
そのため1編成(6両+3両)だけ160km/h対応の
683系ができたのです
(かつ唯一の北越急行所属683系)
それがこの683系8000番台なのです
よって683系でありながら
160km/h出せるという681系の仕様も
持っているという特別な683系となったのです
新幹線金沢開業時に681系とともに
JR西日本へ売却されました
売却後も681系とひとまとまりにされ、
共にしらさぎ用車両とされました
なので、この683系は生まれてこの方
683系の運用ではなく、
ずーっと681系の運用に入っているのです
共通運用なので、名古屋にも乗り入れます
なお、前照灯はHIDなので、遠くからでも
見分けることができます
リニューアルはサンダーバード用編成のみなので
この編成は対象外となっています
北陸新幹線が延伸された後は681系の廃車は
仕方ないとは思いますが、
この683系がどうなるのか心配です
廃車まで、681系と運命を共にするのか・・・
683系として特殊という
不安な要素もありますが、
寿命を全うしてほしいと思います