名鉄と相互直通乗り入れをしており、
両側とも全日にわたって、直通しています
地下鉄の他路線への乗り入れは多くあり、
普通のことですが、両側とも乗り入れをしている、
さらには両側とも同じ会社の路線というのは
めずらしいのではないでしょうか
ぱっと浮かぶのは東京の東西線くらいでしょうか
両側ともにJR東に乗り入れていますね
ただ、津田沼側は朝夕のみということで
全日、両側で同じ会社と相互直通運転をする
唯一の地下鉄ということでよろしいかと思われます
(地下鉄でなければ伊勢鉄道など)
さて、話を戻して、
鶴舞線の日中のダイヤは
平日7、5分おき、土休日10分おきとなっています
鶴舞線と一体運行となっており、
昼間は全日15分間隔運転のため、
鶴舞線のうち、平日は2本に1本、
土休日は3本に2本が直通します
(土休日は半分の列車が境界の赤池駅で時間調整)
大阪で例えると堺筋線と阪急千里線のような関係です
このように南側はつながりが深いのですが、
土休日30分おきの乗り入れで、
さらに、日中はわずか数駅離れた先の
岩倉で打ち切りとなっています
理由は歴然。需要の問題でした
名古屋市街地に直接出る鉄道はありません
全列車が金山、名古屋を経由するのです
わざわざ名駅も栄も金山も通らない
鶴舞線に二重の初乗り運賃をかけてまで
行く必要が薄いのです
本線格であり、鶴舞線に行きたければ、
名古屋方面発着の列車と境界の上小田井駅で
対面乗り換えすれば済む話なのです
と、散々に言いましたが、
朝夕は名鉄のバイパス路線としての
意義が強く、鶴舞線直通も増便され、
名鉄の重要な一角を担っています
なので、犬山線の方の直通は
朝夕ラッシュ時のためといって差し支えないでしょう
こちら
土休日の日中に30分おきに
見られる風景です
見にくくて恐縮ですが、
右が名古屋方面からの普通岩倉行き(先発)、
左が地下鉄直通の普通岩倉行き(次発、4分後)です
土休日昼間の犬山線直通は30分おき、
同じ種別、行先の列車と緩急?接続をするのです
ここまで来たら、乗り入れ不要な気も
しないではない
というか不要な気がするわけですが・・・
強いて言えば、このタイミングの名鉄からの
普通岩倉行きはほとんど2両で
比較的混んでいるというのが唯一の
救いではないかとは思います
当然地下鉄車のほうはスカスカなわけで、
さらに言えば、先発の岩倉行きが出てから
4分も上小田井で待たされるという・・・
本来の目的はラッシュ緩和なので、
昼間は本業ではないとは言えますが
思い切って、東京の東西線のように、
朝夕のみの乗り入れにするなど、
何かしらの改善は必要だと思いました