マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

さようなら ドリームとよた号

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親会社のJRのダイヤ改正より一足先に

JR東海バス、JRバス関東、JRバステックの運行する

JR東名ハイウェイバス、ドリームなごや号の

ダイヤ改正が2月1日に行われました

 

こちらの回もご覧ください 

marunkun.hatenablog.com

 

そのうち、ドリームなごや号に統合される形で

ひっそりと姿を消す「ドリームとよた号」

 

ドリームなごや号、青春ドリームなごや号と合わせて

ドリームなごや号としての系統の一翼を担っていました

(この3系統の号数は合わせた通し番号)

 

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ドリームとよた号は

下りがドリームとよた3号、上りが2号でした

 

上りの場合、

他の東京行き夜行が22:30以降に発車する中、

ドリームとよた号だけが早々と21時に

名古屋駅を出発していて異質でしたね

 

両方向とも3列スタンダードシート車の

JR東海エアロキングが充当される運用でした

このタイプのエアロキングは比較的古い車両が

該当するのでかなり注目度の高い運用でした

 

JR名古屋駅を出てから尾張旭駅前、瀬戸市駅

瀬戸駅前、八草駅前、新豊田駅

三河豊田駅前、康生町、岡崎駅に停車、

愛知県中部から乗客を集めてくる感じです

 

確かに、これだけ大回りして

多くの停留所に停まるとなると

名古屋駅を早々と出るのは納得ですね

 

最後の乗車停留所の岡崎駅

日付が変わる直前の23:59発なのですが、

名古屋駅を1時間半後の22:30に出た

青春ドリームなごや4号も同時刻に

岡崎駅を発車するという・・・

 

名古屋駅から利用するには

わざわざ選ぶ必要のない便だと言えました

 

ただ、豊田地域から撤退したわけではなく、

救済としてダイヤ改正後は八事、赤池、日進など

鶴舞線沿線に途中停車していた

ドリームなごや6号と統合されることになりました

(新しい便名はドリームなごや2号)

 

しかし、そのまま統合されたわけではなく、

尾張旭駅前~八草駅前までと康生町は廃止

岡崎駅は別便のみの停車と改められました

 

よってドリームとよた号の停車駅のうち

生き残ったのは純粋に「とよた」の部分だけ

ということになりました

 

名前では「とよた」が消えたものの、

実際に不利益を被ったのは「とよた」以外の

地域という・・・皮肉ですね

 

その結果、地下鉄鶴舞線名鉄豊田線

平行するルートをとればよいだけになり、

時短できたため、名古屋駅22:10発と

名駅からも比較的使いやすい時間になりました

 

廃止された停留所の利用者には

不便になってしまいますが、

コロナによる東京行き夜行の総便数の減少、

名古屋駅からの利便性向上などを見ると

ドリームとよた号の廃止は

仕方がなかったことかなと思います