マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

名神ハイウェイバス京都線228便 乗車記

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無事に非常事態宣言も解除されまして

自分も鉄分補給を再開できることになりました

今回は高速バスで京都から名古屋へ帰りました

 

JRバス(と共同運行の名鉄、名阪近鉄)で

京都―名古屋が早割1400円からと

格安高速バスに値段でも対抗しています

 

こちらが心配になってくるような値段設定です

なかなかの激戦区であることがうかがえますね

 

こちらはありがたくその利益を享受させていただきます

できるだけ長くいたかったので最終便をチョイス

と思ったら早割が売り切れ・・・

さすがに5日前では売り切れますよね

 

正規運賃は2600円となっていて

最安値のほとんど倍額となっています

差額の1200円と滞在時間+1時間を天秤に・・・

余裕で1200円が勝ちました

 

というわけで、最終便はあきらめて

最終2つ前の京都19:00発にしました

(最終1つ前は運休中)

 

 

乗ることになった19:00京都駅発である

超特急228便はJR東海バスの担当便でした

ちなみにひとつ前である特急便は名阪近鉄バス

最終便である超特急は名鉄バスの担当です

 

JR東海バスと名鉄バスは車内設備に定評があり、

基本的にはその2社がいいですよね

 

名阪近鉄バスは貸切車では何度もお世話になっていますが

高速車もそんなに変わりなさそうということで

あまり使わないですね

西日本JRバスは・・・うん

 

 

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JR京都駅です

いつ見ても圧倒される駅舎です

こんな近代的な駅ながらホームには

国鉄型の代名詞と言える113系が停車中という・・・

 

しばらく京都市営バスを見て時間をつぶし、

JR高速バスの発着する乗り場へ向かいます

 

京都は市バスもJRバスも駅の目の前の

同じロータリーからの発着でとても便利です

規模は違いますが名古屋にも

少しは見習ってほしかったところです

 

乗り場でJR東海バスガチャを楽しみたいので

そろそろ乗るバスが待機場に

来るんじゃないかぐらいで

待機場周辺での撮影を切り上げて乗り場へ向かいます

 

さて、入線してきたのは

 

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(降車の名古屋駅名鉄BCで撮影)

 

なんと今年度の新車のH74ー2003が来ました

勝手に感動です

てっきり京都線はセレガか床下冷房のエースが

来るとばかり思っていたので驚きです

 

そもそも撮影さえしたことがない車両で

20年式初乗車なだけでなく、この車両の初撮影にもなりました

 

床下仮眠室は装備されていなかったので

京都線に来たのにも納得して乗車します

 

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新品の香り漂う車内でした

上品にまとめられた車内で落ち着いた仕上がりです

シートベルトは乗用車と同じような3点式になっていました

 

シートベルトがすでについた状態で準備されており、

このまま座るとベルトの反発でかなり違和感があります

このため、シートベルトの存在を忘れるということがなく

シートベルト着用率の向上につながると思いますね

 

早割席なので車内の真ん中あたりが

予約の席なので大人しく着席します

若い人を中心になかなかの乗車率でほぼ満席

 

カップルやグループが多く、通路側・窓側共に

しっかりと埋まっているところが多く、かなりの盛況でした

乗れなかった最終便はもっとなのでしょうね

 

ワイドシートもこれまで通り分厚く、

適度な反発力もあってなかなかいい感じです

 

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スマートフォン充電用のUSB端子と

フットレストも装備されていました

USB端子は窓側席は窓の下、通路側席は左ひじ掛けの下でした

 

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個人的には座席の間の隙間を埋められているのが

かなりの高評価ポイントですね

座席間の隙間から後ろから見えなくなっています

 

基本的にはそんなの気にしない人間なのですが

高速バス(というか貸切バスでも)この隙間は

とても気になってしまいまして・・・高得点です

 

話を戻します

 

かなりの乗車率で京都駅を出たバスは

京都市内の一般道路を走り京都南から名神高速

 

停止・発進や加減速の多い一般道走行のうちに

AMT車ということでちょっと気にしてみましたが

なかなか良い乗り心地で

アチェンジの「ぷしゅ」という音がないくらいしか

素人の私には違いが感じられませんでした

 

超特急なので唯一の途中停車駅となる京都深草

運転士さんが確認するために停車しただけで乗車なし

京都駅から乗ったお客さんが全員でした

 

草津からは名神高速に入り、甲南PAで

10分間の休憩となりました

 

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真っ暗ですわ

正直、なぜ甲南PAなのか不思議です

繁忙期にSAだと混むからでしょうか

 

10分の休憩の後、出発して一路名古屋へ向かいます

しばらくすると土山SAの明かりが通過していきました

せっかくならこっちでの休憩がよかった・・・

 

線形の良い新名神で適度に追い抜き車線も使いつつ

そこそこのスピードで快走します

 

てっきり亀山のJCTで

名阪道に合流するものだと思っていましたが

いつのまにか新名神が伸びていたようで

四日市のJCTで名阪道に入りました

 

「今年に入ってからパソコンの更新多いな」

と思っていましたが、

自分の頭の道路地図に更新の必要がありますね

 

名阪道に入ってからはすぐに名古屋高速流入

雰囲気的には東海北陸道から名神に入り、

すぐ名古屋高速に入る感じですね

 

名古屋駅のJRバスターミナルで8割がた降車

終着の名鉄バスセンターには6分の早着でした

 

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新型の車両で、値段も大変お安く、

時間もぴったりと文句のつけようがないバスでした

 

ただひとつ、勝手を言うならば

甲南PAから名駅までずっと運転士さんのマイクが

つけっぱなしだったことくらいですね

そこそこいいマイクらしく、いろんな音を拾ってしまっていました

 

 

ちなみにこれで2020年のJR東海バスの新車

発表されている5台の写真が全部そろったので

いずれまとめてみようと思います