マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

名鉄6000系列特集④ 運転台を見る①

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名鉄6000系列特集回の第4回です

 

(前回はこちら

名鉄6000系列特集③ 車内探訪②)

 

(名鉄6000系列の説明は

名鉄6000系列特集① 車両の変化を見る)

 

 

これまでバリエーションあふれる

外観、車内を見てきましたが、

今回は運転台に注目してみたいと思います

 

 

運転台も負けず劣らずバリエーションに富んでいるうえ、

ワンマン化改造などの後年の変化によって、

さらに多くの種類になっています

 

では、

 

 

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一番最初の前面貫通型固定側窓タイプです

 

 

 ☆おわび

6000系のこのタイプのみ運転台の車両番号表示が

写真に写りにくいところにあるうえ、

(圧力計の上あたり、地面と水平に設置)

 

いつも通り?記録などしていないため、

車番がわからず、推測が多く含まれます

ご注意ください

 

 

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こちらが基本スタイルです

コンパクトにまとめられています

(そのせいで車番がわからないのですが)

 

抵抗制御車末期の私鉄系車両にありがちな雰囲気です

 

 

40年の年月で様々なものが取り付けられていて

一番目立つのが右上の発報信号と運用の情報装置でしょう

後付け感満載です(そりゃそうですが)

 

また、メーター周りにペタペタ貼られたシール

これらは車両によって位置がかなり違うので、

面白いですがキリがないので割愛します

 

このうちの一つのシールにもあるように

6000系は足踏みデッドマンが取り付けられています

(6500系以降はEB装置に改造)

 

 

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この変形として、ワンマン改造車があります

左は御嵩蒲郡ワンマン、右は三河線ワンマン車です

 

左側のいくつかスイッチが並んでいるものが

ワンマン用の放送機器です

 

御嵩蒲郡ワンマンは貫通扉の所に

はしごっぽいのがあるのが特徴です

 

(なんて言わなくても、ワンマンの運賃箱で

運転台がすこし撮りにくいのが御嵩蒲郡ワンマンです)

 

一方の三河ワンマンは、写真では写っていませんが

写真のさらに右上あたりにもう一つ

ホーム監視用のモニターがあるので区別できます

 

 

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最後はこちら

写真左のブレーキハンドルのところだけ

 なぜか青色塗装になったタイプ

 

右はマイナーチェンジ版で

「次は停車」のランプが組み込まれたタイプです

 

なので、ここまでのランプが出っ張っていた車両は

後付けされたのではないかな・・・みたいな推測も

 

 

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つづいて前面貫通型開閉側窓タイプ

 

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ごちゃごちゃしていたパネルが

大きくなってすっきりしましたね

「平ぺったい運転台だな」という印象です

 

広くなったスペースで車番表示や編成両数など

メーターと同じ面に取り付けられました

こちらとしてもわかりやすくなりました

 

なんかいろいろ違うけど

全部触れていたら沼になるので、見ないふりをします

ちなみに右の車両は三河ワンマンです

改造メニューは前述と同じです

 

 

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続いて6000系後期車の鉄仮面型が来るのですが、

こちらは6500、6800に近しい

運転台形状をしているので、②であわせて紹介します

 

 今回はここまでです

JR東海バス 冬のダイヤ改正

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JRバスは12月からのダイヤを発表しましたが、

内容はまさに「冬」の内容でした

新型コロナウイルスの影響も多大にあるのでしょう

 

大きな変更があったのは

名古屋―大阪の名神ハイウェイバス大阪線

同じく、青春大阪ドリーム名古屋号

名古屋ー高山のひだ高山号の3路線です

 

東京行きに関しては夜行の「和合」停留所が

新設の「ららぽーと東郷」に変更されたくらいで

大きな変化はありませんでした

 

 

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さて、中身を見てみます

まず、名古屋―大阪の昼行便である、名神大阪線

 

本数は東海が4.5往復、西日本が5.5往復

そして、名阪近鉄が3往復の計13往復の体制は変わらず

 

しかし、停留所に大幅な変更があり

途中の京都深草千里ニュータウン停を廃止、

JR名古屋駅を出るとJR大阪駅に直行するようになりました

 

写真のJR東海バス車には「超特急」と

書いてありますが、全便停車駅は同じです

 

 

千里ニュータウンはおいといて、

名神高速上ではトップクラスの停留所である

京都深草も通過してしまうようです

 

京都深草は電車で京都方面に向かうこともできますが、

名古屋からは京都行きがたくさん出ているわけで

あんまり需要がなかったのでしょうか

 

ちなみに京都深草は神戸行きも

かつては停車していましたが、現在は通過

大阪行きも後に続いた感じです

 

京都深草の地位がどんどん下がっていきます

 

 

また13往復のうち、下り2本(東海と西日本)と上り1本(西日本)が

JR大阪駅経由で難波の湊町バスターミナルまで

足をのばしていましたが、こちらも廃止ということになりました

 

(JR大阪駅経由のユニバ行きは存続)

 

一般市民が思い浮かべるOSAKAのはずの

(メディアによる勝手な印象づけではあるが)

大阪ミナミの難波行きが廃止されるということには

なかなか思うところがありますね

 

元から本数が少なく、

難波まで行くというイメージが薄かったのも

一因ではあると思いますが・・・

 

この改正でJR名古屋駅、JR大阪駅に停車駅が統一され、

うち下り始発3本、上り最終2本がユニバまで

延長運転されるというわかりやすい形になりました

 

だんだんと途中駅の存在感が薄くなっていく、

最近の高速バス事情がもろに出る改正となりました

 

 

続いて夜行便の青春大阪ドリーム名古屋号

 

昼行との混成運用の1往復(下り東海、上り西日本)のみですが

こちらも昼行に合わせて湊町バスターミナルへの

乗り入れがなくなりました

(昼行便と異なり、千里ニュータウンへの停車は存続)

 

もともとは

名古屋駅ー岐阜駅ー京都駅ー千里ニュータウン

大阪駅ー湊町BTーユニバ➡ユニバ近くにある車庫

というかなりの遠回りをしていましたが

大阪駅からユニバに直行できるようになり、ロスが減りました

 

そのため、下りのユニバ着と上りの大阪駅発が

2~30分早まっています

(上りは京都駅まで10分ほど早くなっている)

 

 

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つづいて名古屋―高山間のひだ高山号

こちらは名鉄が幹事?的な役割です

 

名鉄JR東海、濃飛が各4往復の計12往復でしたが、

改正後は3社とも1往復減の計9往復となりました

 

現在、コロナの影響で減便体制となっていますが、

それを正式にした感じでしょうか

 

これまでは各便の便名も時刻表に表記されていましたが、

今回は時刻表から消えています

 

想像ですが、正式な便名は12往復の時と変わっておらず

ダイヤ上の実際には「12往復の減便体制」と

なっているのではないかと思います

 

また、もう一つ

これまで12往復全便がが同じ停車駅でしたが、

今回から3往復が郡上八幡インター通過となりました

 

乗車率が良くないのでしょうか?

これはコロナとはあまり関係なさそうなので、

12往復に戻った時も要チェックです

 

 

以上のようにあまりいい改正ではない今回の改正ですが、

コロナからの回復期にどうなるのか、期待したいところです

 

名鉄6000系列特集③ 車内探訪②

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名鉄6000系列特集② 車内探訪① からの

続きのお話です

 

今回は6500系、6800系の

完成系ともいえる後期車(金魚鉢型)の

車内を紹介します

 

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まずは、鉄仮面の通常版である、

ドア窓の上の方が広めタイプです

 

自分はこっちの方がお気に入りです

 

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車内はこちら

安定で固定クロスシート3脚+3人掛けロングシート

組み合わせですが、座席はマイナーチェンジしています

 

(変化前↓)

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そうです、ヘッドレスト(?)がつきました

 

多少背もたれが長くなっていますが、

大人がフツーに使ったら、こんな位置に頭は来ません

子供用でしょうか?はたまた肩置きなのか

 

 

というわけで増備途中から

ヘッドレスト感がすごかった写真左からトーンダウンして、

写真右のおとなしい感じになりました

 

理由は多分、ヘッドレストのビニールの部分が

めんどくさかったからだとは思いますが・・・

 

(クリーム色のビニールがモケットに

縫い付けてあるんですね)

 

 

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ついに最後になりました

最後のマイナーチェンジです

ドア窓上部が狭くなったタイプです

 

外観は気づくかどうかというほどの

マイナーチェンジですが、車内は大幅に変更されています

 

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ついに6000系列初の全ロングシートで落成しました

「快適なクロスシート通勤」を目指していた名鉄

ついに終焉を迎えた瞬間です

 

(この後も3300系など一部はクロスシート

採用したが、通勤車の標準仕様になることはなかった)

 

折れたら徹底的です

座席を切り詰めてドア間6人掛けです(涙)

本来は8人掛けまで作れるのですが・・・



車内の雰囲気も大幅に変わり、

これまでの茶色系から白色系に変化

落ち着いた色調から明るい色調に変わりました

 

 

この最後のタイプが6000系列の後継者である

VVVF車3500系に受け継がれていきますが

それは別の話ですので、今回はここまでです

 

(車内の変化的にはここで終わるのは

すごーくキリが悪い感じがして

むずむずするのですが・・・)

 

東海道を走る EF66-100カンガルー

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EF66は平坦地用&ハイパワーということで

日本の大動脈、東海道山陽線の運用がほとんどです

 

そのため中間地点にある名古屋は

夜中に通過してしまう運用が多く

写真を撮るのが大変です

 

なので最近は昼間の運用を狙って

車番集めに奔走しています

 

 

やっぱり一番の花形はカンガルーですね

最初の写真ももう少し右にすれば

統一されたコンテナも写ったのですが・・・

 

ちょっと失敗気味かな・・・

「機関車が主役の写真です」などと

言い訳しておきます

 

ちなみにこの列車はほとんどが

カンガルー(=西濃運輸)で統一されていますが、

後ろの方は違うものが積まれているので、

 

写真を撮るときに最後まで引っ張るのは

あんまり得策ではなさそうです

 

適度に引っ張っといて最後の方はぼやかして

ごにょごにょフレームアウトさせるのが

いいように思います

 

・できるだけ長い両数の統一されたコンテナを写したい

・後ろの方はあまり写らないようにしたいけど

 不自然に切ると後ろが切れた失敗作に見える

 

この2点がポイントでなかなか奥深い列車です

 

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代走の時の写真ですが、こんな感じです

 

このくらいだったら後ろの方のコンテナが

目立たないので、入れてしまってもいいかなって感じです

 

逆に右写真のように切ってしまうと

「もしかしてミスった?」

みたいな感じが出てしまいます

 

この場合左の方が正解かなって

個人的には思っています

 

要研究です

 

名鉄6000系列特集② 車内探訪①

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名鉄6000系シリーズ第2回です 

 

(第1回はこちらです↓

名鉄6000系列特集① 車両の変化を見る

さらっと6000系の変化をを見たり、

個人的に使っている用語なども説明しています

なお、名鉄に詳しい人には不要な回です)

 

 

 

今回は6000系の車内についてです

外観に負けず劣らずバリエーションがあり、

鉄道ファンの心をくすぐります( ^)o(^ )

 

今回は第1回として、

前面貫通型と鉄仮面型を紹介します

 

金魚鉢型は第2回で紹介します

 

 

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まず、6000系前、中期車と呼ばれる

前面貫通型車両の車内です

 

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元々固定クロスシートでしたが、

後述の車両たちに比べても幅が狭く、

通路側のひじ掛けもないという悲惨さで

全車ロング化改造されました

 

前期車は写真左で窓が大型固定窓です

全車更新工事を受けており、

写真中の未更新中期車よりもきれいになっています

 

 

続いて写真中の中期車です

小型窓になりました

新幹線の0系みたいな変化ですね

こちらの理由は開閉窓にするためですが

 

前述のようにロング化改造をされたものの、

最も元の状態を残している車両ではあります

なので、あまり車内もきれいではありません

 

内装板も「黒ずんでいる」という表現ですかね

あまり使いたくない表現ではありますが

 

この車内の車両は前期車を差し置いて

廃車対象となっているので

早めの撮影、乗車が必要です

 

 

 写真右は三河線用ワンマン車で

リニューアルを施された車両です

 

こちらさんは新車並みの設備!!!

およそ35歳の車両とは思えないきれいさ

 

さすがです

 

これが他の車両にも適用されるといいのですが、

三河線ワンマン対応車両のみの適用

惜しいところです

 

 

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続いて鉄仮面と呼ばれる6000系後期車、

6500系前期車、6800系初期車です

 

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座席を拡大したこともあり、

貫通型と異なって多くの車両で

固定クロスシートが存置されています

 

ドア間は中央扉寄り3人掛けロングシート

車端部寄り固定クロスシート3脚です

 

 

古い車両は写真左のモケット、

更新された車両は写真右のモケットです

 

自分は左側のモケットのことを「腐葉土」と

愛称をつけていましたが、消滅してしまったみたいです

 

 

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これで終わらないのが名鉄です

鉄仮面も一部の車両がラッシュ対策として

ロング化改造されました

改造の程度で2種類に分けることができます

 

まず、小規模な改造の方(写真左)は

6000系、6500系、6800系の

全ての鉄仮面タイプに該当車が存在します

 

改造ポイントとしては座席のロング化と

それに伴う網棚、つり革の変更といったところでしょうか

 

名残なのかはわかりませんが、

もともとのクロス、ロングの境目部分に

ひじ掛けが残っています

 

ここを境に元クロス側は6人掛け、

ロング側は変わらず3人掛けなので、中途半端な位置です

 

 

続いて、写真右の比較的大規模な更新車です

6504Fのみが該当します

 

先ほどの改造車のポイントに加え、

車内化粧板の張り替え、ドアチャイムの設置

つり革の交換(丸→三角)が追加されています

 

細かいところでは座席の仕切りの化粧板も

3500系相当のクリーム色になっています

 

基本的に6000系前期車の更新工事並みです

しかし、施工はこの1本に留まったため、

6504Fはかなり特別な感じです

 

古い車両が来たと思ったら、

JR東海のドアチャイムが出迎えます

そこそこびっくりしますよ

 

広い名鉄線内でわずか4両1本のみ、

かつ大量の僚車と共通運用なので、

彼に会えたらかなりラッキーです

 

 

(第2回に続く)

 

近鉄できれいな6両編成を求める

近鉄名古屋線の急行は基本的に6両編成で、

4+2の併結で運転されます

 

(一部単独4連、準急の変形急行の3連もある)

 

が、なかなかきれいに揃った6両というものも

会うのが難しく・・・

 

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こちらが一番多い組み合わせで

丸屋根4両+角屋根2両の組み合わせです

 

あまり編成美というものはありません

(近鉄で編成美を求めること自体間違っているが・・・)

 

ただ、しばらく待っていて、

運がいいと揃った編成に会うことができます

 

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やったね

 

名古屋線所属唯一の1400系(FC07)です

 

本来、1400系は大阪線の車両なのですが、

FC07(第3編成)のみトイレ付きなので、

名古屋線にいるという次第です

 

後ろもちゃんと角屋根車です

やっぱり揃っている方が気持ちがいいですね

 

(ちなみにFC07は名古屋線では珍しい

4両ロングなので、あまり乗りたくはない)

 

見てる分にはなかなかいい方の組み合わせです

 

 

しかし、家に帰ってよく見てみると、

車体が微妙に違うような・・・

 

皆様もお気づきになられたでしょうか

 

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名古屋で折り返してくる前の写真を

見つけ出しました

 

2両側は1430系だったようです

 

1400系と1430系

数字的には近しいですが、

この2形式には大きな差が・・・

 

1400系は界磁チョッパ制御、鋼製車、

大阪・名古屋線用車体

 

一方の1430系はVVVFインバータ制御、

アルミ車、全線標準車体

 

ということで大きく異なります

 

側面の表示灯の位置は細かいところとして

置いといても、

 

車体的には大阪・名古屋線用車体は裾絞りなし、

全線標準車体は裾絞りあり

鋼製車とアルミ車で車体の下辺が異なるといった

「比べてみると・・・」的な感じの違いがあります

 

ただ、「比べてみると」

明らかに気づく違いではあります

 

自分を含む鉄道ファンはそういう

「比べてみると」な違いが大好物な生物ですので

こういう違いが面白いです

 

 

「きれいな6両編成」を求める旅は

まだまだ続きそうです

 

 

名鉄6000系列特集① 車両の変化を見る

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最近、名鉄のことをあまり書いてなかったので、

今回は名鉄6000系列について

 

何回かに分けて書くつもりなので、

今回は名鉄6000系列について

ざっと説明させてもらいます

 

 

まず、抵抗制御2or4両の6000系が

写真の右の車両で作られました

 

続いて、4両編成は界磁チョッパ制御の6500系に移行

同時に車体も変化して写真左の車両になるものの、

2両編成は抵抗制御6000系のまま

車体のみ6500系仕様に

 

しばらくして2両編成は界磁添加励磁制御

6800系に移行するが、車体は写真左のまま

 

その後、6500系(全車4連)と6800系(全車2連)

ともに車体を変更(写真中)しました

 

こんな感じです

Wikipediaに行けばもっと詳しく載っています

 

おおまかに3種類ある車体のうち、

写真右、左、中の順に作られたわけですが、

ここでは簡略化でそれぞれ、

貫通型、鉄仮面、金魚鉢と表記します

 

 

それではざっくりと外観を紹介します

(あくまでざっくりと)

 

最初は貫通型です

 

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まず、最初期の車両です

固定窓&小型のドア窓です

 

本線用車両のほかに

三河線ワンマン車、御嵩蒲郡ワンマン車がいます

(これらのワンマン車もツーマンで本線にいる場合あり)

 

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続いてドア窓拡大版

個人的にはこの形が一番均整がとれていると思います

が、かなり少数派なうえ、全編成が三河線ワンマン車なので

特に本線で会うのは至難の業です

 

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窓が開閉窓になりました

冷房が弱かった当時の対応です

 

こちらも一部は三河線ワンマン車ですが、

三河線ワンマン車はリニューアルを受けています

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ここで車体がモデルチェンジして鉄仮面型に

 

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2両編成はそのまま6000系(写真左)ですが、

4両編成は回生ブレーキ付きの6500系に進化(写真右)

 

車体の見た目は変わりません

 

ここで注目してほしいのが乗務員室後ろです

モデルチェンジとともに窓が消えました

 

阪急と同じです

ドア間と同じサイズの窓が入らなくなったため、

省略されました

 

 

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2両編成が6800系になった時に

6500系共々車体もマイナーチェンジ

 

乗務員室後ろに小窓を設置

面白いように阪急と同じです

 

ですが、阪急とは違い、小窓無し車に

追加設置はされていないので、

鉄仮面では小窓無しが多数派です

 

また、この時から横に方向幕が付けられました

 

なので、2両編成の6000系と6800系は

側面方向幕と乗務員室後ろの小窓の有無で判別できます

 

 

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またモデルチェンジで金魚鉢型になりました

 

今度は4両も2両も

鉄仮面の時と形式は変わっていません

近鉄さんびっくりです

 

かなりあか抜けた近代的な装いになりました

 

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最後にマイナーチェンジでドア窓が拡大されました

完成系ですね

 

ちなみにこの後、VVVF車の増備に移行するのですが、

車体はほぼそのままです

(6000系列とVVVF車は連結不可)

 

「見た目が違えば連結化、同じなら連結不可」

とはよく言ったものです

 

名古屋市営地下鉄の異端車3159Hと6101H

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現時点での名古屋市営地下鉄の車両で

特殊だとされるものは 

鶴舞線3159H、N3101H、

桜通線6101Hの3つだと思っています

 

今回は3159Hと6101Hを取り上げます

 

まず、3159H

 

開業時からの4両編成を

すべて6両編成に組み替えるとき

古い3000形が2両余ってしまいました

 

そこで東京ならば捨てるところですが、

名市交では本来6両編成である当時の最新車、

3050形の両端4両のみを特別に作ったうえ、

真ん中に余りを組み込み、6両編成にしました

 

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そうしてできたのが3159Hです

 

写真のように真ん中2両が3000形で

片方は運転台付きです(機器撤去済み)

 

実はこの3000形、窓・ドアともに

Hゴム押さえの初期車なのです(第6編成)

わざと余り物を初期車にしたのです

 

(詳しくはこちら参照

世代交代の進む名古屋市営地下鉄鶴舞線)

 

 

理由はこの編成変更が終わってしばらくしたら、

3050形を追加製造し、3000形の初期車を

廃車にしようとしていたからなのです

 

その際に、この3159Hの中間車も廃車対象となり

多少製造時期が異なるものの、

晴れて3050形できれいに6両そろうはずだったのです

 

しかし、3000形初期車を置き換える前に

鶴舞線用3000形よりも

後にできた東山線用の5000形に問題が起こりました

 

(3000形は1977年より、

5000形は1980年より製造)

 

元々高速域(といっても知れてるくらいのレベルの速さ)で

横揺れがひどく、問題視されていたのに加え、

新たに導入されるATC機器を

置く場所がないことがわかりました

 

 

そこで、鶴舞線3000形の置き換えをやめて、

先に東山線用5000形を置き換えることになり、

東山線N1000形が大量製造されました

 

そして、N1000形がすべて完成し、

5000形が全廃されたあと

ようやく3000形の置き換えに

着手できることになりました

 

 

しかし時代はすでに滑らかな車体、

VVVF-IGBT全盛時代になっており、

 

いまさらビード付き車体、

VVVF-GTOの3050形を作るのは

全くおかしなことであるため、

新しく形式が起こされ、N3000形が誕生しました

 

この3159Hの真ん中2両に話は戻ります

 

真ん中2両だけ新車に置き換える

という手もあったはずですが、実現には至らず

 

3000形初期車のみで構成される編成が

全廃された後もそのまま生き残りましたが、

2019年度に6両すべて置き換えられました

 

 

この3159H以外の

3050形のすべての編成は健在です

 

また、現在足回りのリニューアル工事が進行中で

VVVFーIGBTに換装されており、

長くの活躍が予想されます

 

かなしいですね

 

 

つづきまして6101H

 

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こちらは桜通線開業前に

桜通線用の車両の6000形の先行試作車として

4両編成として作られました

 

桜通線開業まで鶴舞線(当時は4両)で

特殊な右ハンドル車ながら使用されました

(名鉄乗り入れはせず)

 

その後開業と同時に

桜通線で量産車と共通で走り始め、

後に中間車1両(こちらは量産車仕様)を組み込み、

5両編成となりました

 

 

ここから持論を展開させていただきます

 

この桜通線6000形は

鶴舞線3050形と性能的にはほぼ同じであり

大きく異なるところは

前述の通りの運転台が左右異なることです

 

(ATS、ATO、カーテンなどは

つけ外しできるっしょ、たぶん)

 

そして、6101Hは試作要素が多く、

他の6000形車両よりも少し古いこと

 

また、あとから組み込まれた中間車1両は

比較的新しく量産仕様であるので

試作車と運命を共にさせるのは忍びない・・・

 

そこで3059Hの中間2両に

6101Hから中間車2両を持ってくることを

提案します(量産車と試作車1両ずつ)

 

そして、現在製造中の鶴舞線用N3000形の姉妹車

かつ桜通線での最新形式の6050形を1本追加製造し、

 

余りの3000形2両と

6101Hの3両を廃車にすればどうでしょうか

 

もちろん6101Hからの2両に

それなりの対応工事を施して

 

しかし、この案は6101Hが

編成丸ごと更新工事を受けたことにより

ありえなくなりました ざんねん

 

けっこういい案だと自分では納得していたのですが・・・

 

 

 

N700S 第8編成新製試運転!!

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さすがJR東海

といったところでしょうか

 

つい7月に営業運転を開始したN700S

もう第8編成(J8)が試運転をしています

 

と思ったら、けっこう歯抜けだったみたいですが・・・

日車と日立で出てくるスピードが違うのか

色々あるんでしょうね

 

しかし、それしても新造ペースがすごい

 

 

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ぴかぴかです

アンテナの形は独特ですね

 

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N700Sの先行試作車(J0)と

量産車だとロゴの色合いが違うらしいので

比較してみよう

ということでロゴのアップの写真も撮ってみました

 

左が先行試作車、右が量産車(写真はJ8)です

 

光の反射具合の違い・・・とは

ギリギリ言えないようなくらいの違いですね

 

量産車の方が色が濃くて

高級感のある感じに仕上がっています

 

個人的には量産車の方が好きですね

(並べられないとわかんないけど)

 

 

一方で、N700Sの新製とともに、

N700aの置き換えにも注目せねばならんですね

 

いまのところ第13編成が

廃車になったということまでしか知りませんが、

次はどうなるのでしょうか

 

N700Sも5本くらい、すでに走っているので

N700aの廃車が続いて出ることもありそうです

 

要注目です

 

近鉄八田駅で「しまかぜ」を撮る

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近鉄の伊勢志摩観光特急の代表格

特急「しまかぜ」です

 

登場から数年経ちましたが、

この特別感は衰えていません

 

自分のGoogleフォトを見ると、

デビュー直後にスマホで撮った写真が

あるだけだったので、

しっかりとした写真で記録できてよかったです

 

で、これが本題だったのですが、

しばらく八田駅でひとり撮影会

 

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こんなふつーの光景も

今年までなんですね

 

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後ろに後輩のACEを連れて

堂々の8両編成で疾走

 

車体の高さの違いがすごい

 

自分はこれを見ると、

名鉄の3500系と3100系の

併結を思い出してしまいます

(名古屋在住ですからね)

 

撮るなら、スナックカーですが、

この列車に乗るなら完全に後ろで決まり

 

後ろのACEはリニューアル済みで

コンセントもあり、豪華になっています

 

意地張らずに後ろに乗るのが正解です

(スナックカー目当てなら別ですが)