マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

グレースライナー GR502便 名古屋→東京(新宿)乗車記 前編

 

marunkun.hatenablog.com

 

名古屋―東京の最安値夜行便で

スーパーハイデッカーのエアロクイーンが来るのかと

興味を持ち、予約しました♪

 

出発の日、ちょっとドキドキして乗り場へ向かいます

 

ん?

 

スーパーハイデッカーなら、並んでいるハイデッカー車から

頭一つ飛びぬけているはずなのですが、ない

 

ない(^^;

 

で、案内されたのは・・・

 

フツーのハイデッカー(^^;

 

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海老名SAにて撮影

 

車両もいすゞガーラでした(笑)

 

もちろん、バス会社が「スーパーハイデッカーだよ!!」とか

公式に言っているわけではなく、こっちが勝手に期待しただけですが

ちょいがっかり(>_<)

 

この日がたまたまハイデッカーの運用日だったのか

スーパーハイデッカーがお亡くなりになったのかは不明です

 

ただ、車体は高級感のある塗装で固定窓車

夜行仕様として堂々の風格です

 

車内の方は「ゆったり」仕様の縦10列

こちらはホームページでウリの一つですから確実です

 

写真はありませんが、Jバスの標準タイプで上から2番目の

「HIGH END」でした(と思う)

 

さらに売りのポイントが2つあり、

・全席最初からフルリクライニング

・窓側通路側座席間の仕切りカーテン搭載

というものでそれぞれ快適性を向上させる取り組みなのですが

 

正直言います、この2つが非常に相性が悪い(^-^;

 

どちらも非常にいい取り組みで

格安でこのサービスを提供するのは素晴らしいと思うのですが

仕切りカーテンが非リクライニング時基準で作られているので

 

ひどい図で失礼します

リクライニングをしていない緑の状態で

上手くいくように作られているので、

フルリクライニングした青色の状態では

こんな感じでお互いの上半身部分は隠せないんですよ

 

もし、全員が仕切りカーテンを使っている

かつ、この状況を理解できているという奇跡が起きれば、

自分のところのカーテンをちょっと前に押し出して

前のカーテンと連結させる動作を全員がすることで

うまくいくのですが

 

またひどい絵で失礼します

自分がカーテンを出して、

一番必要な自分の上半身の部分がカバーできていないとなった時に

ついつい後ろ側(上半身が隠れる向き)に引っ張ってしまうのは

当然の行動だと思います

 

ただ、その向きにして引っ張ったところで

それ以上動かないわけですし(可動域は固定されている)

正解は逆なんですよね

 

ワタクシは通路側だったので無視していましたが

窓側の人が仕切りカーテンを使っていて、

自分のところのカーテンではなく、後ろのカーテンを

使わなければならないと気づいて引っ張ってきた

前の座席の人と、静かな攻防を繰り広げていました(笑)

 

構造を踏まえて客観的な正解は前の人だとは思いますが、

その座席のカーテンはその席の人が権利を持つと考えると

勝手に自分の方に引き寄せようとする行為も

ビミョーなように感じられます

 

せっかく「リクライニング論争」に終止符を打つ取り組みが

また新たな争いを生んでしまったことは皮肉というほかありません

 

 

つづく

 

 

グレースライナー GR502便 名古屋→東京(新宿) 乗車記・・・の序章(^^;

ひさしぶりの夜行バス乗車記でございます

 

コロナがひどかったころは夜行バスも値崩れして

見ているこっちが痛々しくなるくらいでしたが

最近はコロナ前とは言えませんが、だいぶ持ち直しており

便数もかなり戻ってきた印象です

 

東京ー名古屋間はかなり多くの夜行バスが運行されており

バスタイプ、値段、座席、付加価値など

色んな個性をもつ便を選べる楽しさがあります(^^)

 

名古屋ー大阪も便数自体はありますが

例外的な長野経由みたいなやつを除けば4列シートしかなく

JRバスと名阪近鉄組、WILLER、大阪バス、JAMJAMの

大手から準大手くらいに分類される4つに分かれており

比較検討しやすいですね

 

一方の東京―名古屋はJRバスや名鉄バスなどの大手から

あまり有名でないところまで多種多様で

バスファン🔰のワタクシでは完璧に理解するのは不可能(^^)

これが東京―大阪などになれば、さらにすごいのでしょうね

 

ただ、そういうのだからこそ

調べてみるのが面白いと思えるものでございまして

コロナで東京に行くには憚られる間も

ちょいちょい調べて気になる便をツバつけておりました

 

で、ついに決行するときが来たわけです(^^)

 

色んなサイトやブログ様を見ていると

「グレースライナー」というところが出している4列便は

スーパーハイデッカーのエアロクイーンが配車Σ(゚д゚lll)

車内も縦10列(トイレ無し)のゆったり仕様♪

これがかなり安いらしいのです

 

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注)左がスーパーハイデッカーの「エアロクイーン」、右がハイデッカーの「エアロエース

違いは見ての通り、背の高さ

2階建てバスとは違い、客席の収容力は変わらないものの

当然車両価格は上がるのでハイデッカー車が主流

スーパーハイデッカーは付加価値をつけたい観光バスや高級めな夜行バスで使われる

が、最近はより、スーパーハイデッカーからハイデッカーにする潮流を感じる

 

 

JR東海バスでは全廃、名鉄バスでも最上級の3列シートで

使われるスーパーハイデッカー車に

格安で乗ることができ、さらに詰め込みでないとは

ちょっと気になっておりました(^^)

 

というわけで調べてみると、何かちょっと高い・・・

とは言ってもJRバスとかよりは十分安いのですが(^-^;

 

なんかちょっと待てば下がりそうな空気を

PC画面から感じ取りましたので、しばらく待ってみることにします

すみません、ケチで( 一一)

 

ちなみに夜行バスに詳しくない方のために

「相場」をメモしておきますと

 

JRバスの通常運賃ー飛び乗り運賃

3列:6000~9300円ー8000円

4列:4500~7800円ー6000円

(割引運賃もあり)

 

格安バスの代表格である、WILLER EXPRESS

3列:7000円くらい~

4列:3000円くらい~

 

で、最安値は2000円くらいでだいたい固定されています

 

オフシーズンの平日であれば最安値2000円の便が

いくつか選べるくらい、あるぐらいの感じで

土休日であれば直前に2000円が出るかも!?みたいな印象です

コロナの時は1000円台後半もあったみたいですが

 

話を戻して・・・

出発数日前になって、そろそろ予約しようかと思ったら

なんと2000円に値下げされておりましたΣ(゚д゚lll)

代わりに空き状況が△になっていたので急いで予約♪

 

安さを追求するならば、最安値2000円の中でも

人気の無さそうな便を選んどけば、隣が来ない可能性が上がるので

そういう戦略もございます(。-`ω-)

 

が、今回はエアロクイーンが来るのかという

そっちに興味がございましたので、迷わずチョイス

 

つづく

 

 

四日市に連接バスが登場!!!

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最近は年度が変わって大忙し(>_<)(>_<)(>_<)

というわけでブログの更新もなかなかにできておりません(>_<)

 

久々の更新でございますが、時間もないので

長らく「下書き」のところに放置されておりました分の放出で

一応、当ブログの「生存報告」も兼ねさせていただこうかと(-_-;)

 

以前、といっても昨年末のことなのですが(;・∀・)

いつもは伊勢神宮の参拝客輸送に従事している連接バス

三重交通の「神都ライナー」が四日市に来て試験走行を行いました(^^)

 

連接バスは当然お高いのでございますが、お国が推していて

補助金なども出るので、いろんなところで検討されております

 

現在ここいらで導入しているのは「神都ライナー」の他にも

岐阜バスが岐阜駅から大学生を送り込む「清流ライナー」があります

 

今回の四日市のような「試験走行」には

少し前には名古屋市が「清流ライナー」を借りて市内で走らせたり、

三岐鉄道が富田周辺で走らせたりもしましたね

この四日市の後には同じ「神都ライナー」が桑名も走りました

 

ちなみに三岐鉄道の方は実際に運行開始するのだとかΣ(゚д゚lll)

たしかにあそこは通勤需要がすごいですからね

未だにツーステップの大型で需要をさばいておりました

 

ツーステップというと、バリアフリーの観点から悪者扱いですが

車内の段差が少ない分、詰め込みは最も効くのであり

バリアフリーうんぬん言う人も通勤バスでは乗ってこないので

実は適切な選択であると言えますね

 

「物事は多角的な視点から見なくてはなりません」

・・・とかいうくせに、バリアフリーとかSDGsとかになると

一気に他の要素は入ってこないのだから面白いですよね(^o^)

 

おっと、別にそんな主義主張を言いたいわけではなく(^^;

今回の四日市の試験走行ではダイヤも公開されていなかったので

「別に会えなくてもいいかな~」くらいの感覚で

他のバスメインで行く方向性であまり期待していませんでしたが

 

まさかの着いて15分ほどで来ましたΣ(゚д゚lll)

 

まじすかΣ(゚д゚lll)

 

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意外と簡単に会えてしまいました( ̄▽ ̄;)

神都ライナーは2台おりますが、1号車の方が四日市に来たようです

 

見ての通り、バスターミナルには入らず

走り去っていったので慌てて追いかけます(^-^;

 

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頑張って追いつきました(笑)

神都ライナーはいすゞ製の「エルガデュオ」でございます

 

連接バスであることに目が行きますが

部品とかデザイン自体をよーく見てみると

普通のいすゞ「エルガ」と似たところがいくつも見つかります

 

前扉のとことか新型エルガそのままです(笑)

 

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ちなみにこの時は神都ライナー1周年で

記念ステッカーをつけたまま来ました

 

四日市のバスターミナルを再編する

「バスタ四日市」の幟旗と絡めてみました

 

四日市であることがわかる1枚に仕上がりました(^^)

 

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出発です

やっぱり車体が途中で折れ曲がっているシーンが

連接バスの見どころですよね(*‘∀‘)

 

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長い車体をくねらせて、四日市の街へ消えていきました

3月改正で撤退した、おおさか東線201系を撮影する④

 

marunkun.hatenablog.com

こちら👆からつづきます

 

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阪急の「淡路駅」とは徒歩連絡は可能であるものの、

少しながら離れておりますので「JR」が冠につきます

伊丹駅みたいなことはしなかったようですね

 

ちなみに隣は「城北公園通」と書きますが

「しろきた~」と読むのですね

名古屋市民的には「じょうほく」なんですが(^-^;

 

この駅は阪急の乗り換えもできるというアドバンテージもあり

201系撤退前に一度は行っておくべきだなと

前々から目をつけておりましたわけですが

久宝寺方面ホームから新大阪方面の列車を狙うのが

最も良さそうな感じだったので移動します

 

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曇りだったので、そんなに影落ちとか逆光を気にする必要がなく

編成抜き写真を得ることができました(^^)

LED?知らん( 一一)

 

103系は体質改善工事のレベルが編成で揃っておらず

外観もバラバラの編成が多かったですが

201系は全車両が同じメニューで統一されており

原型とは異なるものの、綺麗な編成美が保たれています

 

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停車時の写真は設定を「大幅に」変えまして

LEDも写るようにしております

 

ちなみに新大阪方は灰色スカートでしたが

こっち側の先頭車は黒色スカートでございました

さすが、編成内での統一はあまり気にしないスタンスで

今でも変わりないようです(笑)

 

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タイミング的に新大阪行きが出た直後に久宝寺行きが来るので

ついでに逆側に行って撮影をいたしました

 

こちらも黒色スカートの車両ですね

やっぱり黒の方がしっくりきます(^^)

が、灰色の方がスタイリッシュに見えます

一長一短ですね(。-`ω-)

 

3月改正で撤退した、おおさか東線201系を撮影する③

 

 

先日、阪急の淡路駅周辺の立体交差事業が

費用増加&完成延期されることが発表されました

 

一体いつからやってるのか、わかんないくらいになってきました

調べてみたら、着工は2008年だそうですね(^-^;

北京オリンピック2回分です(爆)

で、2024年完成の16年仕事になるようです

 

ただ、名鉄知立駅は2000年に始まって

完成予定が2028年Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll

こっちに比べりゃ全く問題ありませんな(^^)

 

知立の方は始まってから色々と揉めましたからね

 

 

 

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久宝寺駅から移動しまして、JR淡路駅にやってまいりました

 

このあと阪急に用事があったということもあり

2回戦はここに決定いたしました(^^)

 

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阪急の立体交差化による、新高架橋をバックに

新大阪方面から到着する201系です

 

この部分の阪急の高架橋は、比較的早くに作られたようで

まだ一度も電車が通ったことがないにも関わらず

錆っぽい感じが出ていて、新線とは思えません(-_-;)

 

できてから何年も経っていることがメインの原因なのは

もちろん、当然の話でございますが

やはり「生きている」かどうかって大きいと思うんですよね(。-`ω-)

 

実際に供用されていて「生きている」モノには

やはり輝きが宿るものだと思います

 

まあ、鉄建公団の未成線のような真似は

さすがにしないと思うので、それなりに安心して見ていられますが(^^)

 

3月改正で撤退した、おおさか東線201系を撮影する②

前回はこちら

 

marunkun.hatenablog.com

 

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おおさか東線側には新大阪と奈良を結ぶ、

1日4往復の直通快速が到着!!

この日は207系リニューアル車が充当されていました(^^)

 

後輩の321系っぽい雰囲気になったリニューアル車ですが

最近はかなり数を増やしており、

体感では未更新より会う機会が多いような気がいたします

 

ただ、3+4の編成で

片方しかリニューアルされていない編成もいますが(^-^;

 

この列車は改正後も207系、321系での運行のままのようで

おおさか東線では、普通列車は3扉転換クロスシート

快速列車は4扉ロングシートとあまり見られない現象が起きました

 

この直通快速、元々は尼崎始発、東西線経由で3扉転クロでしたが

東西線内のホームドア整備によって4ドア車になった経緯があります

 

が、もう東西線を経由しない上におおさか東線も3ドア化

その先の大和路線も3ドアがメインと

わざわざ4ドアロングシート車を例外的に使う必要も

感じられないような気がいたします

 

221系6連使えばいいと思うのですが・・・

 

201系を置き換えることを優先させて

今回の転配ではそこまで手が回らなかったのでしょうか

 

要記録な列車だと思います(。-`ω-)

 

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続いては大和路線の旗艦列車である大和路快速です

最近ようやく全列車8両化されましたね(^^)

 

15分サイクル化された後の環状線では

環状、大和路快速、関紀快速の3系統がありましたが

大和路快速のみ一部列車が6両編成でした

ホームの端っこにいた人が走ってくる光景も過去のものですね

 

2両編成の221系は組み換えで消滅したので

4+4か8両固定の編成で運転され、

6両固定の編成は大和路快速以外の列車に運用されています

 

なんか東海道線でもそうですが、

JR西日本の6両固定ってなんか不遇ですよね(。-`ω-)

 

東海道線では花形の新快速には入れてもらえず、

大和路線でも花形の大和路快速に入れてもらえず、

阪和線でも花形の関紀快速に入れてもらえず・・・

同性能の他両数編成は活躍しているのに(>_<)

 

不遇じゃないので思い当たるのは

阪和線にいた103系の末期ぐらいでしょうかね(^^)

4両より優先的に充当されていました

 

故障した時に2ユニットあれば

1ユニット壊れても近くの待避線になんとか逃げ込めるから

消極的理由でしたが(爆)

 

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続いての大和路線普通も201系♪

 

ND615編成でした

この編成も疎開対象のようですね

 

床下が灰色(比較的最近、検査を受けた車両)なのに

運用から離脱したようです

 

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つづいてのおおさか東線久宝寺止めはND605編成

 

こんなこと言ったらあれですが

201系は全編成同じなので、ワンパターンだなあ(。-`ω-)

・・・というわけで、あおり構図で撮影します

 

この子はダイヤ改正後も運用に就いているようです

JRマークもきれいですし、床下も灰色なので元気そうです(^^)

 

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おおさか東線列車と大和路線列車で並べてみました

スカートの色が違うのがわかるかと思います

 

最近検査を受けた車両は、スカートなどの床下機器が

灰色に塗られているという特徴があります

 

・・・左にもちらっと見えている201系で

期待した方もいらっしゃるでしょう(。-`ω-)ふふふ

では、ご希望にお応えしまして👇

 

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201系3本並びです👏👏👏

久宝寺に来た甲斐がありました(^^)

 

3本中2本がおおさか東線列車なので、

ダイヤ改正後は見ることができません(;ω;)

逆に221系の3本並びが見られると思います(笑)

 

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大和路線側にやってきたのは221系6連の普通です

 

昼間の大和路線は、大和路快速と普通の2本立てで

221系8連固定と4連(×2)は8両編成で大和路快速

221系6連と201系6連は普通に充当されます

 

6両固定編成は不遇です(。-`ω-)

 

大和路線周辺では最大8両編成なので

6両固定編成は他編成と併結することがなく、

先頭車が中間に入った時のための「転落防止幌」は不要ですが

この編成は最大12両のある東海道系統から転属してきた子なので

転属前のまま変わらぬ姿で運用に就いております

 

大和路線系統生え抜き(正確には転落防止幌設置改造時から)の

車両たちには装着されていないので、見分けポイントになります

 

 

 

西工の街よ、永遠に ~博多で九州のバスを撮る!!最終回~

第1回、前回はこちら

 

marunkun.hatenablog.com

 

marunkun.hatenablog.com

 

長々とお付き合いいただきました~博多で九州のバスを撮る!!~

ついに最終回となりました(*‘∀‘)

最終回までご覧いただきありがとうございます_(._.)_

 

前回、「はかた号」の到着シーンを撮影し終わり

今回のワタクシの九州遠征で目的としていたバスは

ほとんど満足いく結果で全て撮り終えたのですが、

お土産等々を買っても少し時間が余りましたので

名残を惜しむように撮影を続けておりました

 

すると・・・

 

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まさかの西工C-Ⅰが突然登場((((;゚Д゚)))))))

 

前の回でも書きましたが、

西鉄に残り3台しか残っていない(らしい)

西日本車体工業(通称、西工)製の高速・観光バス車体です!!

 

大量のバスがひっきりなしに発着する博多で

会うのはなかなか難しいものです

 

撮影は既にできていたので、満足してはいましたが

もう一度会えるなど感激ですっ(*‘∀‘)

 

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こちらがベストショットになりました☆

 

夜に撮った写真よりも明るい時間の写真の方が

当然ながらきれいに写るので、今回の遠征での

「C-Ⅰベストショット」もこちらになりました(^o^)

 

彼ら3台が生きている間に、もう一度行きたいところです

 

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こちらは「ひのくに号」に充当される西工E-Ⅲです

 

高速バス・観光バス用の「美しいボディ」であるC型に対して

「必要ないところは削って、できるだけ安く」を

追求したのがこのE型と言えるでしょう

見ての通り「無骨」なデザインではあります(。-`ω-)

 

というわけで車両の「美しさ」が必要な観光バスや

乗客を疲れさせない「快適さ(高級さ)」重視な長距離高速バスは

主に(さっきの写真の)C型(SD型も)が導入される一方、

それよりも「コストパフォーマンス」に重点を置きたい

比較的近距離の高速バスにはE型が導入されています

 

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長距離高速バスの車両の方が走行距離が伸びやすく

早期に退役しやすいということもあり

西鉄で絶滅が近いC型に対して、こちらは比較的多く残っています

(とは言っても、ガーラやエアロエースの方が多いですが)

 

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続いてはB型(トップドア仕様)です

B型の高速仕様ということで、通称「B高」と呼ばれています

 

E型からさらに「コスパ」を極めて、突き詰めていった形です

下道の一般路線バスの車体を元にして

ドア位置や座席仕様を高速バスに合わせたものと言えます

 

これが起点となり、路線バス車体の高速バス仕様が

ほかの会社からも発売されることになります

今では西工もなくなり、他の会社も生産終了するなどして

消滅する寸前のタイプの形式ではありますが・・・

 

当然、高速バス車両に近づけた仕様ながらも

ホンモノに比べると見劣りするので、近距離高速バスに主に使われ

E型よりもさらに近距離に使われるイメージです

 

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最後に路線バス車体のBーⅡです

 

西鉄バスと言えば」みたいな車両でございます

くすんだ色の車体に赤色の線が実直な感じを受けます

 

ちなみに名古屋市営バスにいる西工はB-Ⅱではなく、

前面窓の下辺が直線形のBーⅠになります

 

 

西工が解散して、もう11年です

末期は大手のメーカーに振り回されるような感じで

生き残ることができなくなってしまいました

 

その影響もあり、末期の頃に製造された高速バス系の車体は

かなり少なめで全国的にもあまり残っていません

 

一方の路線バス車体は西鉄バスを中心に

全国的にもそれなりに残っていますが

路線バスは18年ほどで除籍することが都市部では多いので

こちらも着々とタイムリミットは迫ってきていると思います

 

日本最後の汎用バス車体専門製造会社であった西工

西工の城下町であった福岡も、

かなり西工以外のバスが数を増やしてきていますが

今ならまだ、「西工の街」を見ることができました

 

 

 

3月改正で撤退した、おおさか東線201系を撮影する①

鉄道ファンにとっては全国的に衝撃の大きかった

今年の3月ダイヤ改正が終わり、

色々と細かいところも判明してまいりました(^^)

 

関西地区においては、201系のおおさか東線からの撤退が

車両面での最も大きなトピックとして挙げられておりましたね

 

 

数年前の環状線3扉化に伴い、環状線からは撤退して

環状線用8連は一部が廃車になったものの、

ほぼ同じタイミングでおおさか東線が全通したことによる運用増や

103系追い出しの分などで環状線用の8連の一部が6連になり

大和路線普通、おおさか東線用として6連22本が

最近まで在籍しておりました

 

特におおさか東線については、新線ながらも

例外的な1日4往復の直通快速以外は全て201系による運行と

さすがJR西日本な采配でございました(^^;

 

が、電機子チョッパ制御であることもあり

国鉄型の201系も寄る年波には勝てず、引退が宣告されました

 

東海道線系統に225系を新製投入し、221系を捻出して

ここらへんを221系に統一することになり

今回のダイヤ改正おおさか東線を全部交代させることが

JR西日本から発表されておりました

 

ただ、ダイヤ改正前から少しずつ下準備は進んでおり

早めに捻出され、転属してきた221系が

201系の特定の運用(=大和路線普通運用の一部)を担っていました

 

ただ、221系と201系のドア数の違いもあり

おおさか東線運用は201系でダイヤ改正まで統一されており

撮影はかなり容易でございました(^^)

 

ダイヤ改正後も大和路線では一部の列車に残りますが

一応、お別れ撮影を行ってきましたので、そのご報告でございます

 

注)相変わらず、ネタに対して記述が追い付いておらず

文章を書いているのはダイヤ改正後でございます_(._.)_

 

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大和路線おおさか東線の接続駅である、久宝寺駅

まずは効率的に撮影いたします(。-`ω-)

 

おおさか東線運用に就くND610編成です

 

JR西日本の201系は全車LED幕に換装されているのですが

これがひじょーに、くせ者(−_−#)

 

まともに撮ったら写りません(笑)

 

写るシャッタースピードは1/60Σ(゚д゚lll)

バスでもそうそうございません(笑)

 

多少ならシャッタースピードをいじっても

カメラ氏が勝手に補正してくれますが、さすがに限界があった模様(^^;

白飛び気味でございます

何とかできる撮影者の腕があればよかったのですが(-_-;)

 

 

また、201系のチャームポイントである

前面のJRマークが、かなり消えかかっております

 

なんか大丈夫かしら・・・と心配でしたが

やはりダイヤ改正後は運用を外れて疎開留置されているようです

今までお疲れさまでした(._.)

 

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つづいては大和路線普通運用のND609編成です

こちらもJRマークが・・・(>_<)(>_<)

 

なんか予想できちゃいましたが、この子も疎開だそうです

やはり検査順に落としているのでしょうな(。-`ω-)

 

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側面幕も得ておきました

 

路線記号もついている仕様になっておりますが

見えづらいのは否めませんね(>_<)

 

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久宝寺始発のおおさか東線、新大阪行きと

先ほどのND610編成の組み合わせです(^^)

 

幕に合わせてシャッタースピードを設定すると

動いている方の編成のブレは免れませんね( 一一)

流すと、今度は停まっている編成がブレてしまいます

 

右側はND622編成ですが、なんとこちらもJRマークが(以下略

ただ、この子は改正後も運用に入っているようです

 

ちなみにND622編成は環状線から来た子の一人ですが

ダイヤ改正後では唯一の稼働になっています

 

環状線からの転属組は比較的早く落としている傾向があり

現在、生え抜きは7/16が稼働しているのに対して

転属組は1/6と大幅に低くなっています

やはり環状線の運用は過酷で負荷がかかっていたのでしょうか(。-`ω-)

 

 

 

 

はかた号をお出迎えする ~博多で九州のバスを撮る!!第15回~

第1回、前回はこちら

marunkun.hatenablog.com

marunkun.hatenablog.com

 

言わずと知れた「キングオブ深夜バス」はかた号

博多出発シーンはこちら👇で撮影しましたので

marunkun.hatenablog.com

 

 

今回は朝の博多到着シーンの写真です

 

「朝の」博多到着シーンとは申しましても

はかた号の到着はなんと11時17分Σ(゚д゚lll)

 

まあ、朝起きるのが苦手なワタクシなら

「朝ですっ( ・´ー・`)」って言える時間ですが( 一一)

客観的に見れば「昼」でしょうな

 

東京発の始発の新幹線の博多到着が10:52なので

しっかり追い抜かれちゃってます(^-^;

夜行バスは翌朝の新幹線(特急)に追い抜かれないように

ダイヤが組まれることがほとんどなのですが・・・

この堂々さ加減も「キング」のなせる業でしょう(笑)

 

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で、この日のはかた号は1時間近くの遅れをもって

なんと12時過ぎに到着Σ(゚д゚lll)

さすがに誰がどう見ても「昼」に到着しました(^-^;

 

夜行バスはカーテンを開けることは

寝たい他のお客さんの迷惑なので基本的にタブーですが

この時間まで寝続けるというのも、どっちかというと特技なので

さすがに皆さま開けている方が多いですね

 

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ここまでくると重役出勤というより半休出勤です(笑)

 

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さすが長駆をしただけあって、お尻はかなり汚れています

どっかで雨に降られたのでしょうかね?

 

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この日は2号車もついておりました

 

0003号車で、先代のはかた号専用車でしたが

さきほどの1号車の新型車両に「0001号車」の称号と

はかた号本務車」の肩書を譲り、予備車となりました

 

ただ、こちらも新型車両とほぼ同じの

2クラス制のはかた号専用仕様なので、他の路線には入らず

もっぱら、はかた号専用の予備車&続行用としてのみ使われています

 

なんかもったいない気もしますが

「キング」に対する西鉄の手厚さを感じさせます

 

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客扱いを終えた回送シーンも撮影します

博多バスターミナルの通路を窮屈そうに通過していきました

 

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カーブでは、かなりギュインと回っていきましたが

お客さんが乗っていない回送だからなせる業でしょうね(*‘∀‘)

 

はかた号のこんなに遠心力がかかっているシーンなんて

そうそう撮れないでしょうね

 

 

 

 

なぜ廃止される?? 名古屋市営バス高速1系統

 

こちらもご一読ください

marunkun.hatenablog.com

 

 

今回は、この特色溢れる系統が

なぜ廃止されるのかについて考えてみたいと思います

 

☆今回はワタクシ独自の見立ても入っておりますこと

ご了承のうえ、お読みください_(._.)_

 

まず、事前情報としてこの路線のもつ特殊な事情を紹介します

 

名古屋市の南西部の緑区から栄までの長距離を

高速道路経由で直行するという性質上、

・距離が長くなる ・高速代がかかる

というのは避けて通れません

 

名古屋市営バスは対距離運賃制ではなく、

1乗車210円の均一運賃制を採用しており

(高速1系統は高速利用料10円を加算して220円)

距離が長い系統ほど不利になります

 

事実、名古屋市営バスで営業係数の上位3系統(R2)のうち

2つの系統は片道10分Σ(゚д゚lll)で終わる「超」短距離系統です

 

となると、逆の70分以上かかる長距離である

高速1系統は非常に不利になります

 

だって単純計算で1運行で7倍の人数乗せて

やっとトントンですよ(。-`ω-)

 

 

それに加えて大型車で片道770円になる高速代が

大きくのしかかってきます

 

高速利用料として10円徴収しているものの、

77人乗ってようやくペイするわけでございます

・・・無理でしょ(^-^;

 

 

以上より、今の状況で黒字化というのは

どう考えても「無理ゲー」ということがわかるかと思います

 

事実、1980年に新設されてから40年

一度も黒字化された年はございません

・・・当然ですよね(^-^;

 

ただ、乗車率はそこそこ良く、昼間でも座席は埋まっており

立客が何人か出ているのが基本形です

 

で、運行しているのが名古屋市なので、利益はそこまで気にせず

「市民の利益になっている」ということで続けてきたわけです

 

そもそもコロナ前でさえ、名古屋市営バスの系統の

4分の3は赤字系統でございました

その中には高速1より悪い営業係数の系統もあり

高速1系統が大きく問題になるほどでもありませんでした

 

 

長々と営業成績について書いてきて、この結論になるのは

「オイオイ」といった感じですが(^-^;

 

「赤字系統だから廃止しろ」ということで

高速1系統が廃止になるのではないわけです

 

じゃあ、なぜかというと

 

「4月2日に鉄道駅への路線を拡充したことにより、

高速1系統は廃止します。」(by名古屋市交通局)

 

だそうです

 

たしかに、高速1系統がなくなると同時に

高速を挟んだ緑区側の区域から、

近くの名鉄やJRの駅に向かう系統が新設されています

それで代替しますっ!ってことなんでしょうね

 

 

・・・ここで終わってはなんともないので

もうちょい深掘りします(^^)

 

なぜ、時間がかかるとはいえ、都心までの直行便があったものを

わざわざ廃止して、乗り換えさせようとするのか

 

これは「敬老パス」が絡んでいるんじゃないかと愚考します

 

少し前に、名古屋市の敬老パスが拡充され

これまでは名古屋市営(地下鉄、バス)だけだったものが

名古屋市内の名鉄、JR、近鉄名鉄バス等々

市内の公共交通機関全域に広げられました

 

 

名古屋市的には「市の支出が増える」と反対もあった

敬老パス拡充について、実績(=高齢者がいっぱい名鉄、JRを使う)

が上がらなければ苦しくなってしまいます

 

今回の高速1系統の走る地域は

正規運賃では安いけど時間のかかる直行の高速1系統と

正規運賃では高いけど早い、バスとJR(名鉄)の乗り継ぎの

2択があり、格好の比較対象となり得るところでした

 

これまではJR・名鉄は自腹だったから安い高速1系統を

使っていたけど、どっちもタダになるなら速い方を使おうかな

・・・みたいな

 

しかし、ワタクシの見た感じ(あくまでも主観です)

大きな変化があったようには見受けられず・・・

 

個人的には「乗り換え回数」、「楽」というファクターが

現役世代とは異なる重要度を持っているということを

見落としてしまったような気がいたします

 

今回の場合、いくらがんばったところで、30分も変わりませんが

もし、30分の差が出たとしましょう

 

それに対して最寄りバス停から、駅までバスに乗り

少し歩いて、10分くらい待って電車に乗る

名鉄急行やJRだったら座れないかもしれない・・・

で、名鉄やJRに乗ったとしても行きつくのは名駅

 

栄に行きたければ地下鉄かバスにまた乗らなければならない

それも地元に比べればめちゃめちゃ混んでる・・・

 

現役世代はその30分の時短を求めるかもしれませんが

時間に余裕があって足腰が痛ければ

容易に結論は導けるかと思います

 

で、敬老パス拡充でも、大して移動手段の変化が見られず

高速1系統の廃止という劇薬に至ったのではないかと

そうワタクシは考えております

 

注)何度も言いますが、公式の確実なものではございません

与太話として聞いていただけるとありがたいです

 

それにしても、名古屋市の変な考えで

特色あるいいものが、また一つ消えたなあというのが

ワタクシの意見でございます

 

marunkun.hatenablog.com

 

高速1系統のお名残乗車はお早めに

といってもあと2日しかありませんが(^-^;